連載 「国語力」が、中学受験を左右する!

物語文を読み解くために押さえておきたい、3つのポイント|「国語力」が、中学受験を左右する!

専門家・プロ
2019年9月27日 水溜 兼一(Playce)

本連載では、国語の講師として、中学受験を目指す子どもたちを長年指導している南雲ゆりか先生が、国語力アップにつながるさまざまな方法を紹介します。

国語の長文問題のなかで、最も多く登場する「物語文」。その内容はさまざまで、思春期の主人公の成長物語から大人の心理を描いた作品、古典的名作、時にはSF作品なども扱われます。

どんな作品が出題されても正しい答えを導けるように、物語文に共通する設問パターンと読み解くためのポイントを紹介します。

心情を尋ねる問題は、「事柄」「心情」「反応」をセットで考える

物語文では、登場人物の心情を尋ねる問題が必ず出題され、問いの5割以上を占めます(四谷大塚調べ)。最も多い設問パターンは、「泣いている」「うつむいた」「走り出した」など、登場人物の言動を表している部分に傍線が引かれていて、その言動に至った心情を、原因を交えながら答えさせるというものです。

心情を問う問題が解けるようになるためには、①


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南雲ゆりか
南雲ゆりか 専門家・プロ

南雲国語教室(東京都文京区)主宰。「正確に読む力、伝える表現力」の育成をモットーに小学生の指導にあたっている。東京都生まれ。横浜市の小学校教諭を経て、大手中学受験塾の国語科専任教師に。10年間、最難関コースの指導を担当するとともに、模試や教材の作成にも携わった。主な著書に、『笑って合格する!「中学受験」必勝法』『中学受験の合否を決める! 考える力がつく「国語」勉強法』(いずれもダイヤモンド社)『名探偵コナンの12才までに身につけたい本物の漢字力 1026字』(小学館)がある。現在、朝日小学生新聞で「楽読み楽解き国語の時間」、朝日新聞EduAで「国語のチカラ~読解力アップの教科書~」を連載中。

この記事の著者

雑誌・新聞の編集・ライターを経て、現在は、通信教育企業のキュレーションサイトや大学案内のライティングなどを担当。