連載 中学受験との向き合い方

失敗しない失敗のしかたを学ぶ ―― 中学受験との向き合い方

専門家・プロ
2019年12月17日 やまかわ

首都圏の一部では、4人に1人の小学生が挑戦するともいわれる中学受験。子供の受験に親はどう向き合えばよいのでしょうか。この連載では、『中学受験は挑戦したほうが100倍子供のためになる理由』の著者である、田中純先生に中学受験との向き合い方をテーマにさまざまな話を伺います。

テストで思うような点数がとれなかったり、うっかり宿題を忘れたりしてしまう子供は多いものです。こうした失敗はどちらかというとネガティブなものだと思われがちですが、とらえかたで失敗が「学びの糧」にも変わることがあります。「失敗は成功のもと」という言葉があるように、あとになって「あの失敗があったから自分は成長できた」と考えることができたのであれば、失敗は単なる失敗のままにはならないということです。今回は、どのようにすれば失敗から学びを得ることができるのかを解説します。

失敗に対する姿勢

失敗という言葉は「失う」「敗れる」という2つの言葉に分解できます。中学受験では志望校を受験して不合格になることが失敗としてとらえられがちです。中学受験の失敗に向き合うということは、何を失い、何に敗れたかを過小評価も過大評価もせずに、見つめることです。


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田中純
田中純 専門家・プロ

開成中学校・高等学校、国際基督教大学(ICU)教養学部教育学科卒業。神経研究所付属晴和病院、中高教諭、学校カウンセラーを経て公文国際学園開講準備に参加。現在は赤坂溜池クリニックやNISE日能研健康創生研究所などでカウンセリングやコンサルテーションを行っている。「一家にひとり、一課にひとりのコミュニティ・カウンセラー」を育てることを目標としている。著書「ストレスに負けない家族をつくる」「中学受験は挑戦したほうが100倍子供のためになる理由」(みくに出版)

この記事の著者

編集・ライター。学生時代から都内で6年間塾講師を務める。塾講師時代は、おもに作文・国語・英語の科目を担当。小学生から中学生までの指導にあたる。現在は編集・ライターとして教育関連をはじめ、街歩き・グルメ記事の執筆取材をおこなう。