
冬休み中の勉強の取り組み方 ―― 親子で疲弊しない「ノビノビ中学受験」
専門家・プロ
2019年12月23日
やまかわ
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中学受験と聞くと、難関校を目指す受験がどうしてもイメージされます。しかし、そうではない、あるいはそのやり方に疑問をもつご家庭は少なくないでしょう。この連載では、『ゆる中学受験 ハッピーな合格を親子で目指す』の著者である亀山卓郎先生に、親子で疲弊しない中学受験をテーマにさまざまなお話を伺います。
冬期講習が始まる時期に差し掛かりました。この時期、勉強に焦りが出てしまう受験生や、「子どもの勉強量はこれで足りているのかな……」と不安に思う親御さんもいるでしょう。今回は「冬期講習」をテーマに、年末年始の勉強量、過去問の取り組み方について解説します。
Contents [hide]
- 冬休み中の勉強量
- 冬期講習期間中は、勉強時間よりも質を重視
- 年末年始の過ごし方
- 受験学年の子は、最低6~7時間の勉強量を確保
- 1月1日は、この先の目標を思い描く時間に
- 過去問の取り組み方
- 「トレーニング型」と「リハーサル型」
- 過去問に取り組むときの注意点
- 冬休みでも、子どもにしてあげられることは変わらない
冬休み中の勉強量
冬期講習になると、6年生の子は自ら進んで勉強するようになります。解けない問題が出てきたり、過去問を解いても合格最低点に届かなかったりすると焦り始めてくるからです。この時期は、大人から働きかけて追い込ませる必要はありません。そのかわり「今日はこの単元を重点的に復習してみよう」「明日はこの学校の○年度の過去問をやってみよう」といったように、やることを明確に決めてあげるとよいですね。
では受験学年とそうでない学年では、冬期講習の期間中にどれくらい勉強するとよいのでしょうか。
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