中学受験トップ層に入るのは才能ではない!? 超難関校合格をつかみ取る子の特徴
中学受験トップ層、偏差値でいうと「65」を超える子は一握りです。こうした子は、ただがむしゃらに机に向かうだけでなく、効率的に、そして“まっすぐに”勉強しています。
今回は、進学塾で最難関校に生徒を送り出してきた元塾講師のわたしの視点から、中学受験トップ層の特徴を紹介します。
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【1】淡々と自分のペースで勉強する
トップ層の子は、自分のスタイルを持っています。勉強時間や暗記の仕方、学習の順番など、先生や親が勉強法のアドバイスをしても大きくそのスタイルを変えることはありません。無視するというわけではなく、自分なりにアレンジして取り入れます。
順位や偏差値が一時的に下がったとしても、焦りません。「今回は失敗しただけ。何が足りなかったのか」と考えて、しっかりと地に足をつけて淡々と勉強を進めます。結果、一時的な上下はあっても常に一定以上の成績をキープできます。
中学受験ともなると、いろいろな大人の声を聞くことになります。そのなかでも「自分のペースを守れる心の強さがある」というのも彼らの特徴といえるでしょう。
【2】好き嫌いより、必要かどうかで勉強できる
子供は、自分の好きな科目を好きなように勉強しがちです。しかしトップ層の子は、自分の苦手・不得意を客観的に理解できていることもあり、好きな科目や得意な分野を中心に勉強するのではなく、苦手な科目や入試に必要な内容を中心に勉強している姿が見られます。
好きなことよりも「必要なこと」を選んで勉強するのは難しいことですが、続ければ点数につながります。点数や偏差値が上がればモチベーションも上がって、さらに勉強に向かえるようになる――。とてもよい勉強のサイクルを自ら生み出しています。
とじる
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