連載 桜井信一の中学受験相談室

小2の親です。自宅学習での結果がなかなか出ません。どのような点に注意しながら進めたら良いのでしょうか|下剋上受験 桜井信一の中学受験相談室

専門家・プロ
2020年2月28日 桜井信一

『下剋上受験』でおなじみ、桜井信一さんが中学受験を考える親御さんのさまざまな悩みに答えます。今回は小5のお子さまをもつ親御さんからの相談です。

今回の相談

小学2年生の親です。自宅にて、中学受験通信教育、そのほかに中学受験向けの問題集をやっております。

小学生統一テストや、中学受験塾が行っている模試を受けていますが、結果がそれほど良くありません。偏差値でいうと60弱という感じです。3年生での通塾も考えましたが(最近の中学受験塾は、通塾開始がどんどん早くなっております)、やはり3年生の間は、通信教育を続けようと思っています。

結果が出ないのは、自宅でのやり方に問題があるのかなぁと感じています。自宅で学習する場合、子供のどのような点に注意しながら自宅学習を進めていけば良いのでしょうか?

娘は私が言う課題をちゃんとやっています。なかなか結果が出せないのは、私の指導力が足りないからだと反省しております。

相談者:はぴママ
お子さまの学年:小2


桜井さんの回答

はぴママさま、はじめまして。

これはもう「低学年あるある」なのですが、書店に並んでいる低学年用の中学受験向けの問題集といえばこれ、というものがありますよね。これは難しすぎるのです。思考力がつくと思ってしまいそうですが、親の自己満足をそそる問題集だと思います。とても模試に役に立つとは思いません。

低学年の模試をよくご覧になってください。ミスするわけにいかない基本的な問題と、一度解いたことがある子でないと厳しい問題に分けられると思います。その前者だけで十分だと思います。もちろん高い偏差値を望むなら後者も必要です。

さて、低学年で高い偏差値を取るメリットって何でしょうか。受験には直接関係しないですし、これもまた親の満足だけになりませんか。中学受験は数年間の成績を元にする推薦制度が主流なわけでもなく、まだ多くの子が参加していない低学年での偏差値がそのまま中学受験を占うものにはならないと思います。


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桜井信一
この記事の著者
桜井信一 専門家・プロ

オンライン塾「下剋上受験塾」主宰。中卒の両親のもとで育ち、自らも中卒になる。 娘の下剋上のために一念発起して小5の勉強からやり直す。塾には行かず、父娘の二人三脚で偏差値を41から70に上げ、100%不可能とされた最難関中学「桜蔭学園」を目指した。その壮絶な受験記録を綴った『下剋上受験』はベストセラーに。 2017年1月には待望のドラマ化。学習講座「桜井算数教室」「国語読解記述講座」にはのべ2000人の親子が参加し人気を博した。2020年、オンラインの「下剋上受験塾」を立ち上げた。

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