連載 桜井信一の中学受験相談室

とにかく算数が苦手な小4の息子。どのように勉強を進めていけば良いでしょうか。|下剋上受験 桜井信一の中学受験相談室

専門家・プロ
2020年5月22日 桜井信一

『下剋上受験』でおなじみ、桜井信一さんが中学受験を考える親御さんのさまざまな悩みに答えます。今回は小4のお子さまをもつ親御さんからの相談です。

今回の相談

中学受験を希望している小4男子の母です。とにかく算数が苦手です。前学年の分野も忘れてしまったりして、なかなかできるようになりません。

某大手塾の入塾テストも算数が合格点に満たず(100点満点中30点台・合格点は50点)、入塾できなかったために、やむなく自宅で教えています。今は学校の勉強の先取りをやらせていますが、こちらもなかなか苦戦中です。

本当は学校の勉強と並行して、つるかめ算などの特殊算も勉強していかなくてはならないのでしょうから、「まだ何もやれていない!」とかなりあせっています。

どのように勉強を進めていけばよいでしょうか。あるいは、やはり中学受験は諦めるべきなのか…とも悩んでいます。

相談者:よもぎこ
お子さまの学年:小4


桜井さんの回答

よもぎこさま、はじめまして。

入塾テストって難しいですよね。うちもダメでした。半分が取れない…。

問題用紙はもらえませんが、面談の時に見ることはできるはずです。半分取るのに特殊算など必要ないはずです。ごく基本的な問題だけで半分以上ありますから、よく見てください。

小4の春に「先取り学習で受験算数をやっている」とのこと、失礼ながらお母様(お父様)はネットなどの情報に踊らされていると思います。この時期はそんな時期ではありません。いまの成績が思わしくないのならなおさらです。

先取りよりも、いまの学習に重点をおいてはどうでしょう。受験算数は小5の5月か6月まで本格的なことはやりません。慌てることはないですから、足元を固めることに重点をおきましょう。


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※記事の内容は執筆時点のものです

桜井信一
この記事の著者
桜井信一 専門家・プロ

オンライン塾「下剋上受験塾」主宰。中卒の両親のもとで育ち、自らも中卒になる。 娘の下剋上のために一念発起して小5の勉強からやり直す。塾には行かず、父娘の二人三脚で偏差値を41から70に上げ、100%不可能とされた最難関中学「桜蔭学園」を目指した。その壮絶な受験記録を綴った『下剋上受験』はベストセラーに。 2017年1月には待望のドラマ化。学習講座「桜井算数教室」「国語読解記述講座」にはのべ2000人の親子が参加し人気を博した。2020年、オンラインの「下剋上受験塾」を立ち上げた。

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