学習 国語

品詞とは何かを説明できますか? 10種類を正しく分類できれば国語の文法は完璧

2020年9月30日 みみずく

塾の国語の授業では、年に何回か文法を習うはずです。その中でも特に品詞の分類でつまずく受験生が後を絶ちません。そこで今回は、多くの受験生の苦手意識を解消するため、品詞の分類について解説します。「名詞」「動詞」などの10品詞だけでなく、難しい文法用語もしっかり理解しましょう。

品詞の分類で使う用語を覚えよう

品詞の分類を正しく理解するためには、文法用語を覚える必要があります。多くの受験生が混乱しがちな「自立語・付属語」「活用」「体言・用言」を解説します。

自立語と付属語

品詞の分類を考える場合、まずは文を単語に分解します。単語とは、それ以上分けることのできない言葉の最小単位です。「今日、私は公園で遊んだ。」を単語に分解すると、「今日、/私/は/公園/で/遊ん/だ。」です。

それだけで文節を作れる単語を自立語といいます。一方、それだけでは文節を作れず、常に他の単語と結びつく単語を付属語といいます

この説明だとわかりにくいので、それだけで意味のわかる単語が自立語で、意味のわからない単語が付属語と考えるとよいでしょう。たとえば、「今日」「私」「公園」「遊ん(遊ぶ)」は、意味がわかるので自立語です。一方、「は」「で」「だ」は、意味がわからないので付属語です。

活用

単語の形が変わることを活用といいます。たとえば、「言う」は、「ない」の前に来ると「言わない」に、「て」の前に来ると「言って」となります。「言わ」や「言っ」などに形が変わる「言う」には活用があります。一方、「学校」は、「は」や「です」などの前に来ても一切形が変わらないので、活用がありません。

体言・用言

自立語のうち、活用があって述語になる単語を用言といいます。述語とは、「どうする」「どんなだ」「何だ」を表す文節で、原則として文末に来ます。「言う」や「白い」は活用があって述語になるので用言です。「です」は活用がありますが、「です」だけでは述語にはならないので用言ではありません。

一方、自立語のうち、活用がなく主語になる単語を体言といいます。主語とは、「何が」「誰が」を表す文節で、多くの場合、「が・は・も・こそ・さえ」などが目印になります。「りんご」は活用がなく、「りんごが」という主語になるので体言です。「とても」は活用がありませんが、「とてもが」という主語にはならないので体言ではありません。

品詞を10種類に分類してみよう

単語は10種類の品詞に分類されます。それぞれの品詞の見分け方や特徴を解説します。

活用する自立語

活用する自立語(用言)は動詞・形容詞・形容動詞の3種類です。

動詞は動作・作用・存在を表し、言い切りの形(辞書で引くときの形)がウ段音で終わります。ウ段音とは、「う・く・す・つ・ぬ・ふ・む・ゆ・る」のことです。「言う」「聞く」「指す」などはすべて動詞です。

形容詞と形容動詞は性質・状態を表し、形容詞の言い切りの形は「い」で終わり、形容動詞の言い切りの形は「だ」で終わります。「大きい」「美しい」などが形容詞で、「静かだ」「ほがらかだ」などが形容動詞です。

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この記事の著者

家庭教師/ライター。墨田区・台東区を拠点に活動している個人家庭教師。家庭教師を本業としつつ、ライターとしても活動しています。モットーは「好きな人を応援する」。小学生の指導科目は国語・算数(数学)・英語・理科・社会・作文など。「楽しく学びながら、中学の準備をする」ことを目標に指導をおこなっています。

Webサイト:みみずく戦略室 墨田区・台東区のプロ家庭教師&ライター
https://mimizuku-edu.com/