連載 親子で疲弊しない「ノビノビ中学受験」

中堅校志望の悩み[1]大手塾からでも、中堅校を目指せるか心配で…… ―― 親子で疲弊しない「ノビノビ中学受験」

専門家・プロ
2021年2月16日 やまかわ

中学受験と聞くと、難関校を目指す受験がどうしてもイメージされます。しかし、そうではない、あるいはそのやり方に疑問をもつご家庭は少なくないでしょう。この連載では、『ゆる中学受験 ハッピーな合格を親子で目指す』の著者である亀山卓郎先生に、親子で疲弊しない中学受験をテーマにさまざまなお話を伺います。

中堅校受験で抱えがちな悩みを取り上げ、解決策を紹介していきます。今回は「大手塾に通う子が中堅校を目指すケース」について見ていきましょう。

【ケース1】大手塾に通う子(新小5)をもつお母さん
「中堅校を目指していますが、子どもの偏差値が伸び悩んでいます。親としては大手塾からの転塾を考えていますが、子どもは『塾が楽しい!』と言っていて……。それでもやっぱり、転塾させたほうが良いのでしょうか?」

子どもの気持ちが最優先

結論からお伝えすると、子どもが塾に楽しんで通っているのであれば転塾させる必要はありません。転塾した子というのは、どうしても「都落ち」のような気分になりがちです。転塾先の塾でまわりの子の目を気にしてしまい、気持ちがどんどん落ち込んでしまう子もいるものです。

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亀山卓郎
亀山卓郎 専門家・プロ

かめやま たくろう|明治学院高等学校、成城大学卒業。大手塾・個人塾などで教務経験を積んだ後、2007年に転居のため千葉県及び江戸川区の塾を閉鎖し、台東区上野桜木で「進学個別桜学舎」をスタート。首都圏模試の偏差値で60を切る学校への指導を専門に「親子で疲弊しないノビノビ受験」を提唱している。TJK東京私塾協同組合員、第一薬科大学付属高校上野桜木学習センター長。YouTube「下町塾長会議」構成員。著書「ゆる中学受験ハッピーな合格を親子で目指す」(現代書林)、「めんどうな中学生(わが子)を上手に育てる教科書」(ブックトリップ)、構成・問題監修「LIZ LISA Study Series中1/中2」、監修「おっぱっぴー小学校算数ドリル」(KADOKAWA)

この記事の著者

編集・ライター。学生時代から都内で6年間塾講師を務める。塾講師時代は、おもに作文・国語・英語の科目を担当。小学生から中学生までの指導にあたる。現在は編集・ライターとして教育関連をはじめ、街歩き・グルメ記事の執筆取材をおこなう。