連載 親子で疲弊しない「ノビノビ中学受験」

2021年中堅校入試振り返り ―― 親子で疲弊しない「ノビノビ中学受験」

専門家・プロ
2021年2月24日 やまかわ

中学受験と聞くと、難関校を目指す受験がどうしてもイメージされます。しかし、そうではない、あるいはそのやり方に疑問をもつご家庭は少なくないでしょう。この連載では、『ゆる中学受験 ハッピーな合格を親子で目指す』の著者である亀山卓郎先生に、親子で疲弊しない中学受験をテーマにさまざまなお話を伺います。

2021年の中学入試は、ハラハラドキドキの連続でした。私の塾(進学個別桜学舎)は、例年であれば子どもたちを勉強合宿に参加させたり、試験会場で模試を受験させたりすることで“受験生としての心構え”をつくり上げていたのですが、今年はそうした機会になかなか恵まれず、正直、土壇場でなんとか気持ちをつくり上げた子が多かった印象です。こうしたなか、2021年の中堅校入試にもいくつか特徴がありました。振り返りとともに、何かと慌ただしかったこの一年でも着実に人気を集めた学校の特徴、そしてこれから受験を控える親子に意識してほしい「学校探しのポイント」もお伝えします。

「伝統校」が人気を集めた

今年の中堅校入試の傾向として挙げられるのが、伝統校に人気が集中したということです。学校訪問をはじめとする情報収集の機会がコロナ禍で大きく減ったこともあり、まずは評判が高く、「安心して子どもを預けられる」といったイメージが強い伝統校に出願が集まったのだと思います。

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亀山卓郎
亀山卓郎 専門家・プロ

かめやま たくろう|明治学院高等学校、成城大学卒業。大手塾・個人塾などで教務経験を積んだ後、2007年に転居のため千葉県及び江戸川区の塾を閉鎖し、台東区上野桜木で「進学個別桜学舎」をスタート。首都圏模試の偏差値で60を切る学校への指導を専門に「親子で疲弊しないノビノビ受験」を提唱している。TJK東京私塾協同組合員、第一薬科大学付属高校上野桜木学習センター長。YouTube「下町塾長会議」構成員。著書「ゆる中学受験ハッピーな合格を親子で目指す」(現代書林)、「めんどうな中学生(わが子)を上手に育てる教科書」(ブックトリップ)、構成・問題監修「LIZ LISA Study Series中1/中2」、監修「おっぱっぴー小学校算数ドリル」(KADOKAWA)

この記事の著者

編集・ライター。学生時代から都内で6年間塾講師を務める。塾講師時代は、おもに作文・国語・英語の科目を担当。小学生から中学生までの指導にあたる。現在は編集・ライターとして教育関連をはじめ、街歩き・グルメ記事の執筆取材をおこなう。