中学受験ノウハウ 出願から入試本番まで

親から受験生に向けて贈る適切な応援メッセージとは?


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子供の試験の日が近づいた時は、親として励ましの言葉をかけてあげたいものですよね。

応援の際に言ってしまいがちな「頑張れ!」という言葉ですが、場合によってはプレッシャーを与えてしまうことがあります。なぜなら、受験生はそれまで十分に頑張ってきたからです。

このように応援のメッセージとは、適したものを選ばないと逆効果に働いてしまう可能性があります。

このページでは

・効果的な受験応援のメッセージの例
・受験の応援をする時に気をつけるべきこと

についてご紹介していきます。

親から受験生への応援メッセージとは

受験生へ贈る応援メッセージは、親としては色々と言いたくなってしまいますよね。

しかし、距離が近い親からの言葉は、受験生にとってプレッシャーやストレスになってしまうことがあるのです。受験生にとって身近な存在の親は、ある種煩わしい存在でもあります。

そのため、適切な言葉を選び応援してあげることが重要です。それを踏まえたうえで、実際にどのようなメッセージを贈れば良いかご紹介していきます。

親からの受験生へ贈る応援メッセージ例

親からの応援メッセージは、以下のような言葉をかけてあげましょう。

「いつも通りでね」
「たくさん努力したから大丈夫」
「本番もその調子だよ」
「今日は美味しいご飯作って待ってるよ」
「今の努力は将来力になるよ」

このように、暖かく見守っているということを伝えてください。なぜなら親子は距離が近いため、強い応援メッセージは神経を逆なでしてしまう可能性があるからです。

そうならないよう、次に応援メッセージを贈る時に気をつけたいことについてご説明します。

受験生へ応援メッセージを贈る時に気をつけたい2つのこと

応援メッセージを贈る時に気をつけたいことは

1.ネガティブな言葉を使わない
2.プレッシャーを与えない

の2つです。

受験生は緊張状態にあるため繊細です。応援する際は、言葉を選ぶポイントや伝え方などに気をつける必要があります。

1.ネガティブな言葉を使わない

応援メッセージを贈る時は、ポジティブな言葉を伝えることが重要です。親子は距離が近いため、言葉が響きやすいので、うっかりネガティブな言葉を使わないようにご注意ください。

応援メッセージで使わないほうが良い言葉は

・スベる
・落ちる
・散る
・破れる

これらは受験生にとって不合格を連想させてしまいます。

日常のちょっとした会話でも注意するようにしましょう。受験シーズンの子供は緊張していて、言葉の受け取りに繊細なっています。

2.プレッシャーを与えない

自分なりに頑張っている受験生にとって、親からのプレッシャーは辛いものです。親の期待に答えられなかったらどうしようという不安に襲われてしまいます。

「絶対合格」や「とにかく頑張れ!」という言葉は、受け取る側はプレッシャーに感じてしまいます。あくまで、どんな結果でもこれからも応援し続けるということを伝えるようにしましょう。

暖かく見守っていることを伝える

近い距離の親子だからこそ、言葉選びには気をつけなければいけません。応援のメッセージひとつで、受け取る側に気持ちは大きく左右されてしまいます。適切な言葉を選び、大切な子供をしっかりと支えてあげるようにしましょう。


佐々木 ゴウ

千葉県いすみ市という田舎で「塾の先生」「コワーキングスペース運営」「webライター」「たこ焼き移動販売」「ECコンサルタント」と、5足のわらじを履いて生きています。「選択肢を増やす塾」を建てます。

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※記事の内容は執筆時点のものです

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