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小学生の英語教材は何を使う? 子供が英語で困らないようにするための家庭学習法を紹介 (1ページ目)

2018年1月23日 みみずく

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「子供は楽しく英語教室に通っていて、ちょっとした日常会話なら英語でしゃべれるようになった。でも、本当にこれでいいのかしら?」そんな悩みを抱えている保護者も少なくないはずです。というのも、「子供は英会話ができるけれども、中学校の英語のテストはいまいちで……」という声が周りからちらほら聞こえてくるからです。中学以降も子供が英語で困らないようにするには、家庭学習を充実させるのが一番です。では、どのような教材を使って家庭学習をすればよいのでしょうか?

フォニックスを学んで英単語を覚えよう

中学以降の英語では、書くことが重視されます。英会話が得意な子供たちでも、英単語のスペルがわからないと、中学校のテストで点数を取れません。そこで、小学生のうちから、英単語を書けるようにしておくと有利です。 小学校ではローマ字を学びます。このローマ字が英単語を覚える上で障害となります。「カメラ」を表す「camera」はローマ字のようなスペルなので、ほとんどの子供たちは難なく覚えます。一方、「イス」を表す英単語は、「チェアー」という発音と「chair」というスペルがローマ字のように対応していません。そのため、子供が混乱します。 ローマ字と英単語は別物です。しかし、英単語の発音とスペルの間にも実は規則性があります。それがフォニックスです。たとえば、「ch」は「チ」、「air」は「エアー」と発音します。これらの組み合わせで「chair」は「チェアー」という発音になります。『小学生のフォニックス』(mpi)など、フォニックスを学ぶための小学生向け教材はいろいろありますので、手に取ってみてはいかがでしょうか?

語源や接頭辞・接尾辞に着目して語彙を増やそう

英単語を無意味なアルファベットの羅列だと思うと、覚えるのが苦痛になります。しかし、漢字に部首や成り立ちがあるように、英単語にもパーツごとに意味があります。それが語源や接頭辞・接尾辞です。 たとえば、「喜び」を表す「joy」という単語があります。これに「~の中へ」という意味の接頭辞「en-」がくっつくと「enjoy」です。「enjoy」は、「喜びの中へ」から「楽しむ」の意味になります。さらに、「enjoy」に「~できる」という意味の接尾辞「-able」がくっつくと「enjoyable」です。「enjoyable」は、「楽しむことができる→楽しい・ゆかいな」となります。 このように、語源や接頭辞・接尾辞に着目すると語彙が増えます。最近は語源に焦点を当てた単語帳や辞書が人気のようです。『語源とイラストでみるみる覚える英単語』(明日香出版社)などはちょっと難しいですが、イラスト付きなので子供の興味を刺激するでしょう。

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