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小6の息子が「通塾回数を減らしたい」と言いはじめ、どうすべきか悩んでいます|下剋上受験 桜井信一の中学受験相談室

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2021年10月12日 桜井信一

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『下剋上受験』でおなじみ、桜井信一さんが中学受験を考える親御さんのさまざまな悩みに答えます。今回は小6のお子さまをもつ親御さんからの相談です。

今回の相談

小6の息子は首都圏の大規模塾に通っていて、中堅校を志望しています。今後の通塾について、息子が「通塾回数を減らしたい」と言いはじめ、どうすべきか悩んでいます。

息子の主張をまとめると、「塾はためになるし、楽しい。でも、大規模の塾だし、学校別コースではないので、自分の志望している学校対策ばかりではない。自分には学力的にも時間的にも余裕がないので、塾の授業や宿題を間引いて参加するようにして、志望校対策にもっと時間を使いたい」ということなのです。

親としては、ここまできたら塾のカリキュラムに沿ってすすめた方が効率的ではないかと思っています。その一方で、本人の実力を考えるとあれもこれも消化できないよりは、志望校(熱望校)に特化して対策した方が、合格に近づけるのではないかとも思っています。もちろん、もしそうなった場合、勉強には親がみっちり付き合うつもりでいます。

入試まで残り時間もあまりなく、どうすべきか悩んでいます。アドバイスをいただければ幸いです。

相談者:みどり
お子さまの学年:小6


桜井さんの回答

みどりさん、こんにちは。

もう振り返ってもいられないこのタイミングで、あえて振り返ってみてください。中学受験をしようと決めたあの日、そしてそのときの志望校。そこからの道のり。これが親子の限界だったのでしょうか。やり直せるとすれば何を改善しますか?

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オンライン塾「下剋上受験塾」主宰。中卒の両親のもとで育ち、自らも中卒になる。 娘の下剋上のために一念発起して小5の勉強からやり直す。塾には行かず、父娘の二人三脚で偏差値を41から70に上げ、100%不可能とされた最難関中学「桜蔭学園」を目指した。その壮絶な受験記録を綴った『下剋上受験』はベストセラーに。 2017年1月には待望のドラマ化。学習講座「桜井算数教室」「国語読解記述講座」にはのべ2000人の親子が参加し人気を博した。2020年、オンラインの「下剋上受験塾」を立ち上げた。

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