中学受験ノウハウ 学習 連載 中学受験のよもやま話

グローバルな視野を育む。英語だけでなく「第二外国語」も学べる中学校6校を紹介|中学受験のよもやま話


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小学校でのカリキュラム強化など、英語学習の意義は年々高まり、英語だけではなく、中国語やフランス語などの諸外国語を学べる中学校も増えてきています。今回は幅広い言語や文化に触れる教育を取り入れている中学校を紹介します。

第二外国語を取り入れグローバル人材を育成する中学校

洗足学園中学校

神奈川県にある洗足学園中学校は、国際社会で活躍できるグローバル人材を育てる教育に力を入れている女子校です。英語力を高めると同時に、異なる文化や考え方を理解し受け止める心を養うことが重要ととらえ、英語以外の言語や文化に触れる第二外国語講座を開設。中国語とフランス語の講座を土曜日に実施しています。

中学校では、アメリカ、イギリス、オーストラリアなど数多くの国々への語学研修プログラムを用意。オンラインによる国際交流は、インド、フィリピン、ニュージーランドなどさらに選択肢を増やし、中学1年生から参加できます。第二外国語の学びで身についたグローバルな視点が活かされる場面が目白押しです。

東京女子学院中学校

練馬区にある東京女子学院中学校は、国際的な視野とともに日本の伝統文化を大切にする姿勢を育むことを目指す女子校です。国際理解教育の一環として、中学校では全員に中国語とフランス語から選択して学ぶ時間が組み込まれています。高等学校では、留学が希望者全員可能となるStudy Abroadコース、文理選択をして興味分野を深めるSelect Learningコース、食を通して世界を目指すFood Cultureコースに進学。コースや科目選択により、第二外国語の学びを継続することが可能です。

東京都立立川国際中等教育学校

2008年に開講した東京都立立川国際中等教育学校は、2022年度より、全国初となる公立の小中高一貫校となります。新設される附属小学校では、1年生から週4時間の英語授業が実施されるほか、フランス語や中国語など第二外国語に触れる機会も設けられる予定。中学校では、第二外国語を選択制の必修科目とする計画が発表されました。私立学校と比べて見劣りしがちといわれてきた公立学校でのグローバル教育も、大いに期待できる時代になりつつあります。

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