小学生用ドリルをうまく使ってお子さんの成績アップ! ドリル活用法を伝授


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小学生のお子さんの成績を伸ばすためにドリルをどのように活用したらいいのか、もう一つ理解が足りていないという親御さんへ。今回は、どのようなドリルを使って、どのように勉強をしたらいいのか、小学生のお子さんにおすすめのドリルを紹介します。 何度も何度もひたすらにこなして、どんどん覚えていくため、ドリル学習はとても楽しいものです。ドリル学習の特徴を理解して、ドリルの楽しさをお子さんに伝えてあげましょう。

どのようにドリルを使うと成績向上につながるの?

どのようにドリルを使用したら成績がよくなるのか、ドリル学習の特徴をしっかり理解したうえで、より効果的な勉強方法を身につけるようにしましょう。

漢字ドリルや計算ドリルを活用しよう!

ここでは、小学生用の漢字ドリルや計算ドリルを用いた勉強方法を解説します。小学生のうちに覚えなくてはいけない漢字や計算式は限られています。小学生の間に学習する範囲であれば、薄いドリルに充分おさまる分量です。とはいえ、しっかり覚えたり理解したりするためには、ドリルを何度も繰り返してこなすことが重要です。 計算ドリルも漢字ドリルと同じ要領で、何度も繰り返してたくさんの計算をこなすことで、計算に慣れてテストでも早く計算が解けるようになります。 小学生の間にドリルを使って、漢字などの知識を暗記することは大切なことですが、それ以上に、暗記学習をする習慣をつけることが大事です。また、計算問題では、分数や小数の加減乗除がすらすらとできるようになっておくと、中学に入ってから成績が伸びやすくなります。 最近は、インターネットなどでフリーのドリル教材がダウンロードできるようになっているので、それを活用すればわざわざ書店でドリルを購入する必要がなくなります。代表的なものには「ちびむすドリル」などがあります。

親御さんの中には、自分でドリルをつくってお子さんに解かせている方もいらっしゃいます。手づくりなので、お子さんが試験で間違った部分だけを抜粋してドリルにするといったことも可能です。

楽しそうなドリルを活用しよう!

昨年は『うんこドリル』がヒットしましたが、楽しく勉強できるドリル選びは小学生のお子さんを勉強好きにするポイントになります。お子さんが興味を持ちそうな教材を選ぶことや、ストレスにならない薄いものを与えるといった工夫も大切です。 ゲームのように遊び感覚でドリルがこなせるようになると、子供はひとりでに勉強が好きになっていくことでしょう。

おすすめドリルと効果的な使い方

小学生のドリル学習には、薄い教材がベストです。お子さんの負担の小さい薄いドリルを、継続してひたすらこなしていくのが効果的です。

薄いドリルがおすすめ!

先述しましたが、ドリルは薄いほど、お子さんのモチベーションを維持して、やる気を起こさせる効果があります。小学生のお子さんならば、分厚いドリルは避けるようにしてください。そもそも小学生の頃に学ぶ漢字や算数は範囲が狭いので、そのことがよくわかるようなシンプルで薄いドリルを与えてあげましょう。

問題をたくさんこなすことがポイント!

次に、ドリルの長所を最大限に生かした勉強方法についてです。ドリル学習のメリットは、1回には少しずつでも継続して学習することで、内容がしっかり身につくところにあります。何度も無我夢中になって「ひたすらに」こなしているうちに、難しい問題も解けるようになっていきます。 市販のドリルは、勉強嫌いなお子さんでも苦にならない程度の分量でまとめられています。ドリルをこなしているうちに、少しずつレベルアップしていくことで、勉強がいつの間にか楽しくなっていきます。

ドリルは勉強の習慣づけにも

ドリルには勉強の習慣づけという効果があります。問題をこなす習慣から、徐々に問題を解く習慣へ、そして考える習慣へと成長させてあげましょう。

最初は簡単なレベルのドリルから

初めのうちは、簡単なレベルのドリルで弱点をチェックしましょう。親御さんがレベルをチェックして、お子さんに合ったボリュームの少ないドリルを与えるようにしてください。自分のレベルにあったドリルなら、すらすらと作業が進むはず。この段階でのドリルは、勉強をする習慣をつけること、1冊の教材をやりとおす経験をさせることが目的です。問題が難しくて苦手意識をもってしまわないように気をつけてください。

徐々にドリルのレベルを上げていく

勉強する習慣がついてきたら、少しずつドリルをレベルアップしていきましょう。「気がついたら勉強が楽しくなってきた」「レベルの高い問題を解くことがおもしろくなってきた」「難しい漢字が書けるようになったので、覚えることが楽しい」とお子さんに思わせられるようになればしめたもの。少しずつ、段階を踏んで指導していきましょう。レベルアップを急ぎ過ぎると、モチベーションが下がってしまうので要注意。また、同じドリルを繰り返す際、「●ページの■問目の答えは『▲』」というような覚え方をしてしまわないよう、複数の教材をローテーションしたり、ページ順を入れ替えたりといった工夫をするとよいでしょう。

まとめ

今回はドリル学習の特徴・利点と、ドリルの使い方について解説してきました。習慣づけを目的にしたドリルから、考える力をつけるドリルまで、目的や用途を段階的にレベルアップさせることが大切です。ドリルは使い方次第でその効果が大きく異なってきます。今回取り上げた内容を参考に、工夫しながら学習に取り組んでください。

※記事の内容は執筆時点のものです

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