中学受験ノウハウ 勉強法

音読勉強法のメリットとデメリットとは? 声に出して読むことで学力を伸ばす

2022年9月26日 みみずく

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中学受験の指導をする塾講師や家庭教師の間で賛否両論あるのが「音読勉強法」です。音読というと国語のイメージがありますが、実は理科や社会にも活用できます。また、算数でも問題文を音読してみると、いろいろ気づくことがあるでしょう。このような音読のメリット・デメリットと効果的な勉強法を紹介します。

音読勉強法のメリットとデメリット

音読勉強法にはメリットとデメリットがあります。

音読勉強法のメリット

声に出さないで文章を読む黙読では、使う器官が目に限定されがちです。一方、音読は目・口・耳を使うので、感覚が刺激されて、効率的に覚えたり理解したりできます。暗記が苦手な子供は、覚えたい用語を何度も書くだけでなく、音読も取り入れてみるとよいでしょう。

さまざまなことに気づけるのも音読のメリットです。読み間違いに気づいて自分のクセを修正していけば、正確な読解力が身に付きます。「この問題がわからない」と思ったときも、問題文を何度か音読することで「わかった」と自己解決することがあります。音読によって、黙読で読み落としていたヒントに気づくからです。

集中力が切れたときや眠いときは、音読で感覚を活性化させることもできます。ずっと問題を解いていて飽きてきたら、音読すると気分転換になるでしょう。

音読勉強法のデメリット

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みみずく

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  • この記事の著者

家庭教師/ライター。墨田区・台東区を拠点に活動している個人家庭教師。家庭教師を本業としつつ、ライターとしても活動しています。モットーは「好きな人を応援する」。小学生の指導科目は国語・算数(数学)・英語・理科・社会・作文など。「楽しく学びながら、中学の準備をする」ことを目標に指導をおこなっています。

Webサイト:みみずく戦略室 墨田区・台東区のプロ家庭教師&ライター
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