
[読者質問に回答]難関校を目指すなら4年生の冬に何をする?|宮本毅の「合格のための喝!」
前回の記事では、小4保護者の方からの、「難関校対策はいつから始めたら間に合うの?」というご質問に回答しました。今回は、その続きとして、
難関校対策に必要な難問ってどういうものなの?
難関校を目指すために、小4冬の今、すべきこととは?
といった内容について、ご説明したいと思います。
Contents [hide]
- 難関校を目指すために必要なこと
- 国語は読解力なくして対応不可能
- 読解力対策:とにかく文章に触れる機会を増やす
- 記述力対策:文章を書くことを「嫌い」にしない
- 算数は難問奇問というイメージに惑うべからず
- 今は難問を解くより基礎の完成度を上げる
- 立体図形の対策には早めに取り組みたい
- 理科・社会は興味関心の広さが勝負を分ける
- 興味がないと膨大な暗記量を効率的にこなせない
- 小さな好奇心の種をたくさん撒いておく
- 難関校社会の記述問題に必要になる視点を養う
難関校を目指すために必要なこと
はじめに、前回いただいていた質問の一部を再度ご紹介します。
■ニックネーム
反省中
■お子さまの学年
小4
■質問内容
これまで私自身は中学受験への気持ちが薄く、最近になって、偏差値60以上の難関校を目指すならそれに応じた対策が必要であることを知りました。
先生は最初の志望校は偏差値低めでいいのだとおっしゃいますが、現実的に難関校対策はいつからなら間に合うとお考えですか。
「難関校の対策はいつから始めればよいか」というご質問には、「〇〇から!」とひとことで言いきってしまうのは難しいので、くわしくは前回の記事を読んでいただきたいのですが、基礎がしっかり身についていれば、6年生の9月からだって難関校を目指せる子は目指せる、というのが私の基本的な考えです。
では、そうなるために「4年生の今、何ができるのか」「難関校対策はそうでない学校の対策と何がちがうのか」ということを、今回はさらに具体的に、算数・国語・理科・社会に分けて、科目ごとに説明していきますね。
国語は読解力なくして対応不可能
まず、国語について。
国語の難易度というものは、課題文の難しさと設問のレベル設定によって決まります。
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