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第一志望校にご縁がありませんでした。親として娘にしてやれることは何でしょうか?|下剋上受験 桜井信一の中学受験相談室

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2023年2月28日 桜井信一

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『下剋上受験』でおなじみ、桜井信一さんが中学受験を考える親御さんのさまざまな悩みに答えます。今回は2023年受験を終えた娘さんをもつ親御さんから、結果の受け止め方についての相談です。

今回の相談

桜井さん、こんにちは。2023年に受験した娘の母です。

娘はとても頑張っていましたが、残念ながら、第一志望校にはご縁がありませんでした。
最後まで模試がA判定にはならなかったこともあり、娘にとっても私にとっても不合格は予想外ということもなく、結果を受け入れたつもりでいました。しかし、2月も終わろうという最近になって、思っていた以上に娘がショックを受けているのではと思うことが、ちょくちょくあります。

桜井さんの娘さんも、第一志望だった桜陰には御縁がなかったということを思い出し、不躾だと思いつつ、質問させてください。

娘さんは、不合格をどのように受け入れられましたか? 一生懸命ゴールに向かってがんばってきて、残念ながら手が届かなかった娘に、今、私がしてやれることはなんでしょうか。第一志望ではなかったとはいえ、進学先のことはいい学校だと思い、信頼も期待もしています。頑張ってきた娘のことを誇りにも思っています。伝えているつもりですが、響いていないのかもしれません。あと1ヵ月、入学までに少しでも前向きな気持ちになってもらうために、できることがあったら教えていただけないでしょうか。

相談者:よりこ
お子さまの学年:小6


桜井さんの回答

よりこさま、こんにちは。
まずは合格おめでとうございます。いよいよ中学生になりますね。制服や体操服などの試着は終わりましたか? 感動しますよね。私もよく覚えています。

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オンライン塾「下剋上受験塾」主宰。中卒の両親のもとで育ち、自らも中卒になる。 娘の下剋上のために一念発起して小5の勉強からやり直す。塾には行かず、父娘の二人三脚で偏差値を41から70に上げ、100%不可能とされた最難関中学「桜蔭学園」を目指した。その壮絶な受験記録を綴った『下剋上受験』はベストセラーに。 2017年1月には待望のドラマ化。学習講座「桜井算数教室」「国語読解記述講座」にはのべ2000人の親子が参加し人気を博した。2020年、オンラインの「下剋上受験塾」を立ち上げた。

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