中学受験を遅く始めた人の方が成績が上がりやすい?2023年中学受験者300名に実態調査!
中学受験に役立つ学習情報の提供を行う総合メディア「楽しく学ぶ楽学」が、2023年度中学受験の経験者300人を対象に「中学受験の実態調査」を実施しました。
中学受験を開始した時期は4年生からが多いが、中学受験を6年生に開始した層では、「中学受験を開始してから成績が上がった」と回答する割合が最も高いなど、興味深い結果が出ていますのでご紹介します。
Contents
中学受験を遅く始めると成績が上がりやすい?
調査結果によると、中学受験を開始した時期は4年生からが最多。しかし、遅く始めた人のほうが成績が上昇した割合が高いようです。
中学受験を開始した時期は?
中学受験を開始した時期については、小学4年生から始める人が「37%」で最多となっています。
中学受験開始時よりも成績はあがりましたか?
中学受験開始時と比べて成績が上がった人は「74%」いました。
中学受験を開始した時期と成績の関係
また、中学受験を小学6年生から開始した人の「87%」は成績が上がっていました。
中学受験にかかった費用は300-400万円が最多
調査では中学受験にかかった費用は300-400万円との回答が最多でした。しかし、塾のほかに個別指導や家庭教師を併用した場合は、約100万円近くアップするようです。
中学受験にかかった費用は?
中学受験にかかった費用は300万円~400万円の人が「31%」でした。300万円を1つのラインとして見た場合、300万円以上かかっている人が「47%」います。
個別指導や家庭教師を併用した場合にかかった費用
個別指導塾や家庭教師を併用していた場合では、30%の人は400万円以上の費用がかかっていました。全体でみても、だいたい100万円以上アップしている傾向となっています。
中学受験の学習方法は?
中学受験で進学塾のみを利用していた人は「53%」に。個別指導塾や家庭教師、通信教育を併用している人をあわせると「90%」となりました。
85%が「中学受験をしてよかった」と満足している!
この調査では、中学受験をして「とてもよかった」という回答と「よかった」という回答を合わせると85%と圧倒的多数になりました。
中学受験をしてよかった?
中学受験をしたことについては「57%」の人が「とてもよかった」と回答。「よかった」とあわせると「85%」の人が満足していているという結果となっています。
中学受験で第一志望に合格した人の割合は?
この調査では、中学受験で第1志望に合格した人は「49%」という結果となりました。また、最終的にご縁がなかったという人は全体の5%でした。95%の人は、中学受験を経て志望した学校へ進学しています。
調査概要
調査方法 : WEBアンケート
調査期間 : 2023年2月7日~2月20日
有効回答者数: 300人
対象 : 2023年度の中学受験生の保護者
調査結果詳細: https://ejuku.org/2023-chujuken-reserch/
※記事の内容は執筆時点のものです
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