税金とは何かを小学生向けに解説! 消費税やふるさと納税の時事問題に強くなる
2023年5月19日
みみずく
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何かを買うときに支払う消費税は小学生にとっても身近な税金です。しかし、「消費税がどうして必要なのか?」「消費税以外にどのような税金があるのか?」などの質問に答えられない小学生も少なくないでしょう。今回は、中学入試の社会でもよく出る税金の知識について、子供向けにわかりやすく解説します。
税金の目的と種類
税金については社会の公民分野で学びます。入試では、用語を答えさせたり、正しい選択肢を選ばせたりするだけでなく、記述問題として出ることもあるので要注意です。
税金の目的
財務省のHPでは、税金について次のように説明されています。
税金とは、年金・医療などの社会保障・福祉や、水道、道路などの社会資本整備、教育、警察、防衛といった公的サービスを運営するための費用を賄うものです。
公的サービス(公共サービス)は、利益を出しにくく民間企業による提供が難しい一方で、国民の生活には欠かせないサービスです。国や地方自治体は、誰もやりたがらないけれども必要なことを行うため、それにかかるお金を税金として広く国民から集めます。
税金の種類
入試に出やすいのは税金の分類です。直接税と間接税、国税と地方税があるので、さまざまな税金がどこに分類されるのかを覚えましょう。
- 直接税…納税者が国や地方自治体に直接納める税金。
- 間接税…納税者が店などに税金を支払い、その店などが預かった税金を国や地方自治体に収める税金。
- 国税…国へ治める税金。
- 地方税…都道府県・市区町村へ納める税金。
たとえば、消費税は国税で間接税です。土地や建物を所有しているとかかる固定資産税は直接税で地方税(市区町村税)です。
税金と憲法
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