中学受験が終わったらどうするか? 保護者の働きかけで進学後の子どもが伸びる
中学受験の勉強を頑張っていると、子どもと保護者は塾の授業や宿題など目先の課題に追われがちです。その結果、「受験が終わったらどうするか?」を見失い、受験終了後に「こんなはずじゃなかった」となったり、燃え尽き症候群のような状態でやる気を失ってしまったりすることもあります。こうした状況に陥らないために保護者ができることを紹介します。
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志望校合格はゴールではない
中学受験で志望校に合格しても、それがゴールではありません。中学入学から高校卒業までの6年間を充実させるために中高一貫校を受験するので、合格はスタート地点に立ったに過ぎないともいえます。
「中学受験が終わったらどうするか?」を考えながら受験勉強すれば、正しい勉強法や身につけるべき生活習慣がわかるし、勉強を継続するためのモチベーションにもなります。
そう考えると、子どもに対して「受験が終わったら遊べる」という動機付けを与えてしまうことは好ましくないことも理解できるはずです。むしろ「受験が終わったら大学受験に向けての勉強が始まる」と伝え、毎日勉強する習慣が大切であることを積極的に示す必要があります。保護者自身が勉強する姿を意識的に見せると効果的です。
中学進学後を見据えた保護者の働きかけ5選
保護者は子どもに中高一貫校の魅力をよく語ります。その内容は多くの場合、部活や学校行事、人間関係に関するものです。しかし、中高で一番長い時間を費やすのは勉強であることを考えると、中高の勉強についてもしっかり伝えておくとよいでしょう。
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