神奈川県立相模原中等教育学校 桐蔭横浜大学と高大連携協定を締結
神奈川の県立中高一貫校と私立大学との高大連携のニュースです。
神奈川県立相模原中等教育学校(神奈川県相模原市南区)、桐蔭横浜大学(神奈川県横浜市青葉区)、は、2023年10月2日に相互の教育・研究の充実、発展に資することを目的に高大連携協定調印式を行いました。
調印式は、桐蔭横浜大学で執り行われました。相模原中等教育学校の藤原 敬子校長、桐蔭横浜大学の森 朋子学長、が協定書に署名捺印をしました。
相模原中等教育学校と桐蔭横浜大の高大連携
高大連携の目的
神奈川県立相模原中等教育学校と桐蔭横浜大学との交流・連携を通じて 、相模原中等教育学校の生徒が大学レベルの教育・研究に触れ能力や意欲を高めるともに、相互の教育・研究の充実、発展に資することを目的とする。
連携内容
(1)多様な学習機会の提供
(2)相互が有する教育資源を活用した教育活動の充実
(3)相互が有する教育資源を活用した教職員育成機会の充実
(4)中高一貫教育および高等学校教育に関する学術的研究の推進
(5)その他、相互の協議により実施する連携事業
相模原中等教育学校 藤原 敬子校長のコメント
自分たちの狭いテリトリーの中では子どもの視野は広がりません。大人も視野を広げるため、互いに所有する資質を共有しながら、大人も見聞を広げながら、子供たちに学びの機会を与えていく非常に良い協定だと思います。
今回の高大連携協定は桐蔭横浜大学にとって初めての試みであり、相模原中等教育学校との高大接続連携は、相互の教育の質向上と活性化を図ることができるものと期待されています。
桐蔭横浜大学 森 朋子学長のコメント
桐蔭横浜大学の「教育研究開発機構」は教育改革を行う組織であり、他の大学に類を見ない規模で展開をしています。この協定を機に相模原中等教育学校との交流を深めていき、学術的な高大接続を行っていきたいと思います。
神奈川県立相模原中等教育学校について
同校は、神奈川県で初の県立中等教育学校として相模大野高等学校を母体校に、平成21年4月に開校。神奈川県の教育を担い、「人格の完成をめざし、高い知性と豊かな人間性をそなえ、心身ともに健全な、次世代を担う人材を育成する」を目標としています。
6年間の中高一貫教育のメリットと本校独自の「相模原メソッド」をいかし、リーダーにふさわしい知識・教養と人格形成を目指します。
また、自分自身を探りながら、他者と協力し、困難にも立ち向かって行動できる資質を養うため「科学・論理的思考力」「表現コミュニケーション力」「社会生活実践力」の育成に取り組んでいます。
学校HP:https://www.pen-kanagawa.ed.jp/sagamihara-chuto-ss/
※記事の内容は執筆時点のものです
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