ユウシン先生
中学受験ノウハウ 学習 連載 親が知っておくべき100のこと

021 【新6年生向け】今日から取り組みたい入試に間に合う国語の得点アップ法

専門家・プロ
2024年4月05日 ユウシン

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人気YouTubeチャンネル「ホンネで中学受験」のユウシンさんによる、動画&テキスト連載! お子さまの中学受験を考える親御さんにぜひ知っていただきたいことを、ユウシンさんならではのやわらかくあたたかい語り口でお伝えしていきます。

こんにちは、ユウシンです。
今回は、お子さんの「国語力」を上げるためのアドバイスをお送りしたいと思います。

さて、今ざっくり「国語力」と言いましたが、具体的にどんな力が「国語力」に相当すると思いますか?

「国語力」は、次の3つの要素から構成されています。
1つ目は「語彙力」、次に「読む力」、そして最後に「解く力」
これら3つのスキルがピラミッド状になり、国語力を構成しているんですね。

では、それぞれの力をどうやって伸ばしていくのでしょうか?そのためにできる親御さんのサポートとは?

前回の記事でもお話しましたが、令和の中学入試は、単純な暗記や知識のつめこみだけでは太刀打ちできない問題が増えています。

論理的な思考力が試される今、バランスの良い「国語力」は、国語だけでなく他科目でも必要な力。
国語の成績が上がらない、国語の勉強法が分からないとお悩み中のご家庭に限らず、ぜひ読んでいただきたい内容です。

それでは、いきましょう!

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親が子に向き合って「語彙力」アップ

国語力アップのために、まず必要なのが、言葉の力=語彙力です。

中学入試に限らず、高校・大学入試でも同様の傾向が見られますが、とにかく出題文が長文化、複雑化しています。
単純に多くの言葉(語句・表現など)を知っていないと、出題文の内容を正しく理解するのはもちろん、スピーディに読み進めることができず余計な時間を食ってしまいますよね。

では、お子さんが語彙力をつけるためにはどうしたらいいかというと、一つは、親子で「日常から学ぶ」という意識を持つこと。

言葉を覚えたての幼い頃と違い、成長するにつれて大多数の子は『知らない・分からない言葉』に遭遇しても、保護者にいちいち聞かなくなってくるものです。
結果、どうするかというと、なんとなく「これはこういう意味かな」「これが正解なのかな」と自分なりに頭の中で補完するようになります。そして、分からないことも分かったような気になってしまいます。

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ユウシン

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「ホンネで中学受験」発起人、個別指導塾Growy代表。
現役の中学受験塾講師、家庭教師。教育熱心な家庭の三男として中学受験を経験する。巣鴨高等学校から慶應大学法学部に進学後、家庭教師や塾講師として中学受験業界に入るが、そこで保護者に向けた正しい情報発信の必要性を痛感し、ホンネで中学受験を立ち上げる。
中学受験によって「やり抜く力」を身につけ、その先の人生を切り拓けるようになることを目標とし、情報発信、指導に尽力している。
中高時代は部活で野球に取り組み、趣味でバンド活動も行っていた。趣味が多く、サウナ・野球・ゴルフ・ギター・車など。

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