023 今の塾は合っていない?転塾に悩む人へ伝えたい注意点|我が子に中学受験をさせる親が知っておくべき100のこと
こんにちは、ユウシンです。
中学受験塾では、新学年のカリキュラムに入って3ヶ月が経ちましたね。お子さんは、学年が上がることで変化した学習内容や授業スピードに順応できているでしょうか?
今回は「うちの子、塾でうまくいっていないみたい……」とお悩み中の方に向けて、【転塾】をテーマにお送りしようと思います。
塾を変えて心機一転?それとも、現状維持がベスト?そもそもどうして中学受験を目指してるんだっけ……?
揺れ動く保護者さんのヒントになりますように。
それではいきましょう!
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Contents
転塾をおすすめしたい3つの状況
さまざまな理由で転塾が頭によぎっても、実際に行動にうつすのは少々ハードルが高いもの。
この章では、転塾で問題が解決できるかもしれない3つの状況をお伝えします。
1.授業にまったくついていけていない
授業の内容がひとつも頭に入ってこない。集中もできていない。
もしお子さんがこんな状況に陥っているなら、迷わず転塾することをおすすめします。
クラスメイトが次々と発言したり回答したりする中、自分だけが理解できていない塾生活は、子どもにとって苦行の時間です。
自己肯定感を削られるのはもちろん、勉強自体を嫌いになってしまう恐れもあります。
「毎回授業に出てるのに理解度ゼロだなんて、そんな子めったにいないはず」とお思いになるでしょう。
でも、僕の塾講師時代を振り返ってみても、こういった生徒は決して珍しくはありませんでした。
本来なら子どもの学力や性格を考慮して塾選びすべきなのですが、有名塾であればあるほど「ここなら間違いないでしょ」と、親御さんは安心してしまいがち。
でも、有名だからといって、どんな子どもにでも向いているというわけでは決してありません。
とくに、大手の進学塾では超難関校への合格実績をひとりでも多く出すために、どうしてもカリキュラムや指導方法の照準を、成績上位の生徒たちに合わせていきがちになります。
もちろん、その子が塾に適応できれば万歳ですが、能力以上の結果や努力を求められるハメになったら……悲劇でしかありませんよね。
成績下位のクラスだからといって、専用の教材があるわけでもなく、子どもひとりひとりの学力を基礎から引き上げる授業ができているわけでもないといった例も少なくないと知っておいてください。
ただ、子ども自らが、自分へ期待する親に対して「授業が全然分からないから辞めたい」と告げるのは、大きな勇気が必要なことです。
言い出せないうちにズルズルと時間が経って、挽回が難しい状態になってしまっては大変です。
とじる
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