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【2018年度版】社会の時事問題を総ざらい! これから出題されそうな出来事もチェック (1ページ目)


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2017年も終わり2018年になりました。毎年いろんな時事ネタがありますが、2018年入試には昨年2017年の出来事が出題されることもあります。では、昨年はどんなことがあったでしょうか。2018年度入試に時事問題として取り上げられそうな出来事を振り返ってみました。

社会時事問題でおさえたい2017年のノーベル賞

【2018年度版】社会の時事問題を総ざらい! これから出題されそうな出来事もチェック

※画像はイメージです

まずはノーベル賞についてご紹介します。2017年の各ノーベル賞の受賞はどんな内容だったか覚えていますか? ノーベル賞受賞者が出てある分野が注目されると、それに関連する話題が時事問題として取り上げられることがあるので要チェックです。

社会時事問題2017年ノーベル賞:医学・生理学賞

アメリカのブランダイス大で名誉教授を務めるジェフリー・ホールと、同じく教授を務める、マイケル・ロスバッシュ、ロックフェラー大で教授を務めるマイケル・ヤングの3人が受賞しました。「概日リズムを制御する分子メカニズムの発見」によるものです。簡単にいうと、生物の体内時計の仕組みに関する研究です。環境問題との関連や、暦や時間の歴史との複合問題などが考えられるでしょうか。

社会時事問題2017年ノーベル賞:物理学賞

国際研究チーム「LIGO」のライナー・ウェイスとバリー・バリッシュ、キップ・ソーンの3人が受賞しました。「LIGOへの貢献・重力波の検出」によるものです。もう少し具体的にいうと、アインシュタインの相対性理論で予言されていた「重力波」の検出に世界で初めて成功したものです。入試との関わりでいうと、ニュートンやアインシュタインといった科学者の業績、あるいは天文学などの科学の発展についてのテーマと関係してきます。

社会時事問題2017年ノーベル賞:化学賞

ジャック・デュボシェとヨアヒム・フランク、リチャード・ヘンダーソンの3人が受賞しました。「生体分子の画像化を単純化&改善したクライオ電子顕微鏡法の開発」によるものです。この新しい仕組みの電子顕微鏡は、ブラジルで多数発生したジカウイルスによる新生児の病気の原因をつきとめるのに貢献しました。

社会時事問題2017年ノーベル賞:文学賞

カズオ・イシグロが受賞しました。このかたは長崎県出身で日系イギリス人の作家です。過去にノーベル文学賞を日本人で受賞した川端康成や大江健三郎について、あるいはカズオ・イシグロとは反対に海外から日本に帰化した文学者についての話題があるかもしれません。

社会時事問題2017年ノーベル賞:平和賞

核兵器の廃絶に取り組む「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」が受賞しました。
彼らの研究には、日本の広島県原爆被害者団体協議会も協力していたため、日本の原爆被害者も大変喜んだ受賞となりました。核兵器と原子力については、広島・長崎への原爆投下、北朝鮮の核開発、福島原発の処理問題など、さまざまなトピックが考えられるでしょう。

社会時事問題2017年ノーベル賞:経済学賞

アメリカのシカゴ大学で教授を務めるリチャード・セイラーが受賞しました。「行動経済学」の発展に貢献したのが受賞理由です。行動経済学は、近年注目を集めているテーマなので、その基本的な考え方は押さえておきたいところです。

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