歴史上の人物を楽しく覚える! 受験にも役立つ漫画&教材

2018年6月20日 あっぷー

中学受験の歴史の暗記項目は小学生で習う範囲を大きく超えていて、中学生が習う範囲の問題もよく出題されます。しかも解答が漢字指定になっている場合もあり、覚える項目が多いのが難点なんです。

筆者宅にも中学受験勉強をしている息子がいますが、塾では歴史範囲の指導を半年で完了してしまいます。短期間で膨大な量を暗記しなければならず、わが子も歴史の暗記はかなり苦労をしました……。

ですが、息子の場合、歴史上の人物名は既に多く知っていて、暗記学習の助けになったのです。全く知らない言葉をイチから暗記するのと、多少でも見聞きしたことがあることを覚えるのとでは、覚えるのにかかる時間が違うと感じました。

そこで今回は、筆者宅で使用して効果を実感した、歴史上の人物名を覚えるのに役立つ教材を紹介します。

歴史上の人物名を覚えるのに役立つ教材1 ――中学受験生にも人気の「ねこねこ日本史」

前述のように、わが家の息子は歴史上の人物名を既に多く知っていました。「どこで歴史上の人物名を覚えたの?」と聞くと、返ってきた答えが「ねこねこ日本史!」でした。

「ねこねこ日本史」とはNHKのテレビ番組です。原作がコミックで、息子が小3の冬に入塾してすぐ「塾の子がみんな持っているから」という理由で購入していました。

コミック版は4コマ漫画で、歴史上の人物がネコになぞらえて描かれています。簡単なエピソードで、セリフもほとんどないのに、読んでいると自然と歴史上の人物のイメージができあがってくるんです。

クスッと笑える場面も多く、さらにキャラクターが親しみやすいネコということで「ほのぼの&ゆる~くなれる」効果もあります。

「ねこねこ日本史」シリーズには、4コマ漫画以外に文章中心の「ねこねこ日本史でよくわかる 日本の歴史」があるのですが、この本も中学受験生が持っている率が高い1冊ですね。


歴史上の人物名を覚えるのに役立つ教材2 ――定番の読みやすさ! ドラえもんの「歴史人物伝」

筆者宅の息子に「ねこねこ日本史の次に好きな本は?」と聞いたところ返ってきた答えが「ドラえもんの歴史漫画」でした。

ドラえもんの学習漫画はたくさんのシリーズが出版されていますが、そのなかでも「歴史人物伝」は人物に親しむのに最適の1冊です。

ドラえもんやのび太といったお馴染みのキャラクターが出てくるので楽しく読めるのが特徴。タイムマシンをはじめドラえもんが取り出す「ひみつ道具」で、のび太たちが歴史上の人物との出会う旅にでるというストーリーです。

漫画教材は、偉人に特化した内容だと子供にとって、わかりにくいものがあったりします。ですが、ドラえもんの「歴史人物伝」は、登場キャラクターが読み手をうまく歴史に案内してくれるので、歴史に馴染みのない低学年の子にもおすすめです。

歴史上の人物名を覚えるのに役立つ教材3 ――時代背景をイメージできる伝記漫画

歴史漫画には、偉人に焦点をあてた伝記漫画も多く出版されていますよね。われわれ親世代も学校の図書室で伝記漫画を読んだものです。

通常の歴史漫画は「歴史の流れ」を把握するのに役立ちますが、伝記漫画はそれぞれの時代背景をイメージするのにとても役立ちます。自分の好きな偉人を見つけることは歴史好きへの第一歩ですね。

最近の伝記漫画は昔と違って、主人公が苦悩する様が描かれていたり、「きれいごと」ばかりではないのが特徴です。私も子供と一緒になって、伝記漫画を読んでいますが、大人でも読み応えがあるので、親子で一緒に楽しむことができます。

中学受験にも役立つ伝記漫画となると、日本人に特化した伝記漫画を選ぶのがよいでしょう。中学受験の社会には世界史範囲が含まれないためです。

小学館の「学習まんが人物館」や、学研の「学研まんがNEW日本の伝記シリーズ」は日本人の歴史に親しめるのでおすすめです。また2018年に出版された角川の「まんが人物伝」も刊行年の新しさから広くおすすめできるシリーズです。



歴史上の人物名を覚えるのに役立つ教材4 ――長く使える人物事典と、楽しく読める人物事典

ある程度歴史に関心が湧いてきた子ならば、歴史人物の事典もおすすめです。ボリュームのあるものを選べば、何か知りたくなった時や、調べ物をしたくなったときに使えて便利でしょう。

中学受験にも使えると評判の「?に答える!」シリーズにも「?に答える! 人物事典」が出ています。「?に答える!」シリーズは、小学校範囲から中学受験までカバーしていて、かつオールカラーで図表や写真が多いのが特徴です。長く使えると評判で全冊揃えているご家庭も多い人気の参考書です。

逆にもっと気楽に読みたいという場合は娯楽要素の強い事典もおすすめ。たとえば学研の「しくじり歴史人物事典」は、歴史上の人物の「しくじり」エピソードが取り上げられていて、娯楽要素が満載です。これなら歴史にあまり興味がない子でも楽しんで読めるでしょう。


まとめ

中学受験の歴史の勉強はともすると苦行になりがちです。せっかくの機会なのに、歴史が嫌いになってしまってはもったいないですよね。理想は受験勉強を通じて歴史が好きになること! そのためには塾で使うテキストだけでなく、子供の興味を広げるような本を使うのも、ひとつの手です。漫画や娯楽系の本も上手に利用していきたいですね。

※記事の内容は執筆時点のものです

この記事の著者

男子2人の母です。長男が小学2年生の時に家庭学習をはじめ、現在中学受験に取り組んでいます。家庭学習や、中学受験の体験記をブログ「すたろぐ」で発信しています。

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