学習 国語

国語への苦手意識をなくすには? 「達成感」と「慣れ」で克服しよう

2018年6月28日 天海ハルカ

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算数が苦手な子と同じくらい、国語への苦手意識の強い子はいます。勉強してもすぐには結果が見えない。だからこそ国語は克服するためのモチベーションも持ちづらいのです。この記事では国語への苦手意識が強い子に試してほしい勉強法を紹介します。

国語への苦手意識 克服のカギは「漢字」と「読解」

国語の中で苦手意識を持ちやすいのは「漢字」と「読解」です。

漢字は一生懸命書き取りをしても、送りがなでミスをしたり、トメハネで減点されたりすることがあります。ミス・減点が続くと「勉強が結果につながらない……」と感じてしまいがちです。

漢字は学校でも塾でも学習頻度が高く、ミニテストで点数がはっきり出ます。また、国語の中で「できて当然」という空気感が生まれやすいものです。そういったことも相まって、ミスや減点が続くと、劣等感や苦手意識が強まってしまいます。

読解はまず「長い文章を読むのが面倒」というのが第一関門でしょう。特に、読書をしないタイプの子は本文を見た瞬間にやる気をなくしてしまいます。文章によって成績にばらつきが出るということも、苦手意識につながりやすいポイントです。漠然とした苦手意識があると言えますね。

国語への苦手意識をなくすカギは、この「漢字」と「読解」を攻略することです。

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天海ハルカ

天海ハルカ

  • この記事の著者

大手進学塾で国語講師を務め、主に5,6年生を担当。偏差値20台の勉強しない子供から、御三家に合格するレベルの子供まで幅広いレベルを受け持つ。モットーは「無理なく楽しく効率的に」。著書に『中学受験国語・成績を上げる思考力の磨き方-情報を整理し理解して伝える力』(エール出版社)。

中学受験を応援する個人サイトを運営しながら教育系webライターとして教育、子育てサイトでも活動。プライベートでは、わが子の中学受験をサポート中。

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