連載 プロが教える受験生の作文教室

プロが教える受験生の作文教室(1)「書く力とは考える力」

2015年7月09日 桐生玲子

受験生を抱える保護者の皆様、はじめまして。

あおぞら作文教室という作文塾を主宰しております桐生と申します。自身も、高1、中1、小2の現役保護者であり、皆様と同じく日々迷いながら、イライラしながら(笑)子育てに奮闘しております。

まずは、私が作文教室をやることに決めた理由からお話しいたします。私自身も子育てをしながら、ずっと子どもの宿題や作文に寄り添っていました。自身がライターなものですからそれなりのこだわりもあったのですが、長男の作文が一向にうまくならないのです。というか、字は汚いし、書くことすら嫌いで困っていました。学校ではどうやって教えているんだろう? そんな探究心もあって、講師などで公立小や塾で勤務をしてみることになりました。

その経験から、私の至った結論はこうです。「学校や塾では、作文の書き方を教えていない!」しかも、「書かされている分量はとても多くて、つまらない!」(もちろんすべての場合ではありません。学校教育関係者の皆様すみません)。一般的に言うと、多くの塾や通信教育の作文講座のシステムは「書かせる」→「添削」です。でも、これだと、もともと作文の書き方を教わっていないのですから、お子さんたちは書けるでしょうか? 書けないんです・・・。

「書き方がわからないから書けない」のは当たり前のことなのに、無理やり書かされてしまいます。そして書いた後にどうなるかというと、「苦しんで書く」→「不本意な作品を添削され、教師や家族にこき下ろされる」→「自信を無くす。楽しくない」→「作文が嫌い」→「本当に苦手になる」の悪循環が成立してしまうのです。ですから、このコラムでは、お子様や保護者の皆様が陥っているそんな悪循環を断ち切るために、目からうろこの「必ず書けるようになる、書き方」をお伝えしていきます。

加えて、私の場合は、一見、作文に関係のないようなこと、を大切にしています。なぜなら作文を書く力とは「考える力」だからです。それをお子様の言葉に書き換えると「遊びながら学ぶ力」です。わかりづらいですよね・・・。

こちらについても、少しずつこのコラムでお伝えしていきますので、ぜひ読んでみてください。皆様のお子様たちにとってそれぞれの適性検査対策に一番重要な何かが、見えてくるはずです。

 

※記事の内容は執筆時点のものです

桐生玲子
この記事の著者

早稲田大学卒。野球週刊誌編集記者を4年半勤めた後、結婚、三児の子育てをしながらフリーライター歴23年。公立小や塾での勤務経験から「作文の書き方は誰も教えていない」と気づき自ら作文塾を起こす。子どもたちが自分で考えられる頭づくりをする独自のカリキュラムで小学生向けあおぞら作文教室、受験対策個別指導で公立中高一貫適性検査作文対策で白中学など合格実績多数。

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