
国語で必要な思考力とは? 訓練には「なぜ?」の意識が重要
近年の入試では単純な知識量ではなく、物事を考える力、いわゆる思考力が必須になっています。とはいえ思考力は時間をかけて学習量を増やせば身につくというわけではないので、何をすればよいかわかりにくいですよね。国語で使える思考力はどうすれば身につくのか、解説します。
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- 子供は思考が苦手
- 国語で必要なのは筋道
- 思考力は「なぜ?」で訓練できる
- 思考力に効く漢字の勉強法
- 思考力に効く熟語の勉強法
- 思考力に効くことわざ・故事成語の勉強法
- 思考力に効く読解の勉強法
- まとめ
子供は思考が苦手
暗記と違って思考には明確なゴールがありません。思考しても直接点数に結び付くわけではないため、勉強の成果を実感しづらく、子供は苦手だと感じてしまいます。単純な暗記で手と目は動かせても、頭を動かすのはなかなか難しいようです。
裏を返せば、思考ができればほかの子供と差がつきます。早いうちからしっかり思考するクセをつけると、勉強もはかどります。ひとつひとつの勉強に思考を組み込んで、思考力も知識力も伸ばしましょう。
国語で必要なのは筋道
国語における思考力とは、筋道を立てて読み、伝わるように書くことです。文章は自分が読みたいように読むのではなく、文章中の表現を手掛かりにして正確に読み取るように努めます。記述問題や作文では思ったことを並べるのではなく、相手に正しく伝わるように書きます。
思考力がなければ長い文章は読み取れず、記述もまとまりません。漢字も語彙も覚えているものを使うことしかできないので、学年が上がるにつれて勉強が難しくなってしまいます。
思考力は「なぜ?」で訓練できる
偏差値や点数に結び付く思考力を養うには、常にほかのものとのつながりを意識することが重要です。「なぜそうなるのか」、「どうしてこうなったのか」。文も知識も単独ではなく別のものとのつながりを考えることが、本質的な理解にもつながります。丸暗記ではないので、短い時間でたくさんの知識も身につきます。
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