中学受験ノウハウ 塾選び

【中学受験】英進館の費用やカリキュラム・特徴をチェック!

2018年8月06日 よしみ萌

英進館は、生徒数3万人を超える九州地方最大規模の塾。独自のテキストをもとにおこなう丁寧な授業と、弱点をひとつひとつ確実につぶしていく指導が特徴です。今回は、英進館のクラス分けや指導の特徴を詳しくみていきましょう。

英進館とは?

福岡を中心に九州地方全体に展開している学習塾の英進館。幼児部、小学部、中学部、高等部までのクラスがあり、オプション講座も開設しています。たとえば、物語的に問題を考えることを目的とした「国語的算数教室」、心を育てることを目標に掲げた「食育農園 大自然塾」などを開催しています。中学生向けの将来設計キャリア教育の実施など、受験だけにとどまらない広い意味での教育をおこなっている塾です。

出典:英進館
http://www.eishinkan.net/

英進館の教室数―エリア

英進館は、九州を中心に展開している塾です。教室は福岡、佐賀、長崎、大分、鹿児島、宮崎、熊本、広島にあります。福岡が一番多くて37校、次いで熊本の9校、鹿児島、広島に3校ずつ、大分、長崎に2校ずつあります。宮崎と佐賀には1校ずつとなっています。

英進館の生徒数

英進館に在籍している生徒の数は、平成29年夏期の時点で35,925名です。3万人を超える生徒を抱える英進館は、九州地方の学習塾のなかで、もっとも大きい規模です。

英進館のカリキュラムや指導の特徴

入塾時は、約7割の生徒が偏差値50未満からのスタートですが、多くの生徒が難関校の合格を果たしています。子供たちの成績を伸ばす秘訣は、楽しい授業。英進館では、「精鋭の教師陣」と「教材の充実」「独自の指導・分析」の3つの要素をもとに、子供を前向きにさせて合格へ導く授業を実現させています。

「精鋭の教師陣」を支えるのは、教師陣の知識力・指導力の向上をねらった教師力育成システム。年に2回、全教師が科目テストを受けて、その成績を公開、そして担当クラスの成績推移も数値化しています。

「教材の充実」とは、東大出身の教師が中心となって作る英進館独自の教材。各学校の入試問題を細かく分析しているから、問題が的中することも。平成24年1月28日実施のラ・サール中学の入試問題には、3日前に英進館で出題したものとほとんど同じ問題がありました。

「独自の指導・分析」とは、母数が大きいからこそできる模試での正確な分析と、生徒一人ひとりの弱点をフォローする個人指導です。

英進館の中学受験コースはどうなっている?

定期的な組分けテストによって、レベル別にわけて授業をおこなう英進館。小学1年生からも少人数制のクラスがあります。この項では、中学受験コースの授業内容と合格実績、特別講習、費用について説明します。

英進館のコース特徴

九州で初めて四谷大塚と提携した英進館では、スパイラル方式を採用。それぞれの単元を、時間をおいて何度も学習することで、基礎から応用、発展までを確実に習得できます。また、算数で習う「比」を理科の問題でも利用するなど、科目の連動性により相互の学習理解も深めています。

英進館の入塾/組分けテストは?

入塾の際には、無料で受けられる入塾テストを受けます。詳しい日程はHPで確認しましょう。予定が合わない場合には、別日程で対応してもらえることがあるので、電話で問い合わせをしてみましょう。入塾テストの成績次第で、クラスが決定します。中学受験をする小学生の場合、組分けは主に4クラスで、以下のとおりです。

・TZS/トップゼミサミット
全国超難関中受験(灘中学・開成中学などの合格者のいるクラス)

・TZ/トップゼミ
九州超難関中受験(ラ・サール中学や久留米大附設中学など九州最難関私立を目指すためのクラス)

・S
難関私立・国立中受験(基礎から応用までの幅広い指導をおこなう)

・A
地元私立・国立中学校(基礎を完全にマスターすることを目的とするクラス)

天神本館3号館、久留米本館、小倉本館、熊本本館の4教場では、超難関中学受験を視野に入れた「特別英才(TE)クラス」もあります。

クラス分けテストは各学期の終了時におこなわれ、結果に応じて、クラスが変わります。学期の途中でも、実力テストでの成績が優秀なら、上位のクラスに入ることも可能です。

英進館の特別講習は?(夏期・冬期など)

春期・夏期・冬期でそれぞれ勉強合宿がおこなわれます。ホテルに宿泊し、受講生同士で切磋琢磨しながらひたすら勉強と向き合います。長期休みに、だらけてしまいがちな生活リズムを整えるのにも最適です。

英進館の費用は?

英進館でかかる費用は、学年や補習授業のあるなしによって異なります。たとえば、小学5年生の週3日(14時限コース)なら授業料は約3万円とテスト代が約1万円で、合計4万円ほど。このほかに教材費が2万円くらいかかります。週2日間コースなら、月額の学費が1万円ほど安くなります。春・夏・冬におこなわれる勉強合宿の費用は、宿泊するホテルによって金額が変わります。6年生なら12万~18万円くらいは必要です。詳細な費用は直接、塾に問い合わせましょう。

英進館の合格実績は?

英進館は九州の難関中学に強い傾向があります。

ラ・サール中学校……176名
久留米大附設中学校……163名
灘中学校……12名
早稲田佐賀中学校……266名
西南学院中学校……292名
上智福岡中学校……293名
筑紫女学園中学校……245名
※2018年の合格実績

また、首都圏・関西の難関校への合格者も輩出しています。

開成中学校……5名
麻布中学校……15名
西大和学園中学校……8名
桜蔭中学校……1名
※2018年の合格実績

向上心が鍛えられる英進館

幼児部から高等部までという、幅広い年齢の子供を指導する英進館。中学受験コースは小学1年生からあります。クラス分けテストによって、クラスが変わるのは、生徒一人ひとりのレベルにあった授業が受けられるメリットもありますが、もっと上を目指したいという向上心も鍛えられるでしょう。このシステムも、英進館の優れた合格実績の要因のひとつなのかもしれません。

※記事の内容は執筆時点のものです

この記事の著者

Webライター。元料理講師で現在1児の母。料理記事のほか、家事や子育て、教育など、生活全般で執筆中。