学習 連載 合否を分ける中学受験「社会」の学び方

合否を分ける中学受験「社会」の学び方(5)|都道府県パズルでタイムアタック!

専門家・プロ
2015年11月09日 馬屋原吉博

こんにちは。中学受験専門の個別指導教室「SS-1」教務主任の馬屋原です。

前回の記事の内容でいちばん強調させていただきたかったのは、

小4の夏の時点で47都道府県について正確に覚えられていないと、いろいろとマズイ!

ということでした。

「都道府県名」は、あらゆる地理のキーワードを頭の中に秩序立てて整理するための「引き出し」です。

「引き出し」がないままだと、どんなに勉強しても、覚えたことが頭のなかで散らかってしまうので、肝心のテストの際にうまく引き出せなくなるのです。

都道府県を覚えるにはアプリでの学習が効果的

とはいえ、「大事だよ!」と言うだけでお子さんが本腰を入れて白地図帳と向き合うようでしたら何も苦労はしないのが中学受験ですね。というわけで、今日は都道府県名を覚えるのに役立つオススメスマホアプリの紹介です。

「あそんでまなべる 日本地図パズル」(Digital gene)

各都道府県の形をピースとしたジグソーパズルです。

iPhoneでもアンドロイドでも無料で遊ぶことができます。

かなり有名なアプリで、担当生徒さんにご紹介させていただくと、すでに親御さんのスマホにダウンロードされていることも多いのですが、「1回やって終了」となっているケースがほとんどのようです。

やはりゲームはゲームとしてやらないと面白くありません。

生徒たちには、いちばん難しいエキスパートモードで、

画面の小さいスマホなら1分30秒、

iPadなどのタブレットなら1分を切った時点で報告するよう伝えてあります。

(これ、そこそこ厳しいハードルです)

「都道府県パズル」のメリット

このパズル、厳密にデータをとったわけではありませんが、タブレットで1分をきってくるレベルになると確実に地理の成績に良い影響がでてきます。

ただ単に都道府県名が覚えられるだけでなく、

  • 都道府県の形と位置が瞬時に判断できるようになる
  • 県と県との位置関係がだいたい把握できる

といった非常に大きなメリットがあるのです。

本気でタイムを縮めようとすると、複数のことを同時に考えたり、意図的に視野を広げたりする訓練にもなります。

もし、お子さんが興味を示されるようであれば、ぜひ親御さんも一緒にタイムアタックにチャレンジしてみてください。

お子さんによっては向き不向きも

ちなみに、社会が大っキライな生徒さんで、1回やっただけでスマホをポイッとした生徒さんも過去に何人かいらっしゃいました(笑)

そういった場合は、無理にやらせようとせず、すぐに切り替えて違う方法を模索することも大切かと思います。

※この記事は「マイナビ家庭教師」Webサイトに掲載されたコラムを再編集のうえ転載したものです


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※記事の内容は執筆時点のものです

馬屋原吉博
この記事の著者
馬屋原吉博 専門家・プロ

中学受験専門のプロ個別指導教室SS-1副代表・社会科教務主任
中学受験情報局「かしこい塾の使い方」主任相談員

うまやはら よしひろ大手予備校・進学塾で、大学受験・高校受験・中学受験の指導経験を積み、現在は完全1対1・常時保護者の見学可、という環境で中学受験指導に専念している。必死に覚えた膨大な知識で混乱している生徒の頭の中を整理し、テストで使える状態にする指導が好評。バラバラだった知識同士がつながりを持ち始め、みるみる立体的になっていく授業は、生徒はもちろん、保護者も楽しめると絶大な支持を得ている。著書に『頭がよくなる 謎解き 社会ドリル』(かんき出版)、『CD2枚で古代から現代まで 聞くだけで一気にわかる日本史』(アスコム社)、『中学受験 見るだけでわかる社会のツボ』(青春出版社)などがある。

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