中学受験ノウハウ 親の関わり方

全国学力テストが話題に! 中学受験生とその保護者は調査結果をどう見るべきか?

2018年8月30日 みみずく

「全国学力・学習状況調査」通称「全国学力テスト」は、2007年から毎年4月に日本全国の小中学校で実施されるテストです。小学六年生が対象学年で、国語、算数、理科(3年に1回)のテストを受けます。ニュースでもしばしば取り上げられる全国学力テストについて、出題形式や中学受験との関連について紹介します。

全国学力テストの出題形式とは?

全国学力テストの国語と算数はAとBに分かれています。Aは主として「知識」に関する問題で、Bは主として「活用」に関する問題です。理科はA・Bに分かれていませんが、「知識」に関する問題も「活用」に関する問題も出題されます。2019年度からは、国語と算数もA・Bの区別をなくし、「知識」と「活用」の両方を一体で見る形式に変更されます。いずれの問題も、学習指導要領の記載内容に即した出題です。

主として「知識」に関する問題

国語は、道案内や料理のレシピ、物語分の一部、文法、漢字など、国語の学習や日常生活に関わる題材から問題が作られています。一般的な国語のテストのように、本文中から語句を抜き出せば解けるわけでありません。会話での注意点や文章の読み方など、日本語を使いこなす能力を見る出題が目立ちます。

算数は、基本的な計算や数の性質、割合、図形などから出題されます。教科書レベルの知識があれば正答できるレベルです。式から問題文を選ばせるといった、あまり見慣れない形式の問題もあります。

理科は、物理・化学・生物・地学の4分野それぞれから出題され、大問1つにつき1問程度、用語の意味などを問われます。教科書に記載されている基本的な知識を問われます。

主として「活用」に関する問題

国語は、話合いや料理のレシピ、伝記などを題材にした大問が3つ出題されます。50~100字の記述問題では、本文の該当箇所を抜き出してまとめるだけではなく、自分の意見をまとめなければならないこともあります。

算数は、図形や数表、アンケートなどを算数的な視点から理解する大問が5つ出題されます。答を書くだけでなく、答に至る過程を記述させる問題もあります。算数の記述問題に慣れていない生徒は、手が止まってしまうでしょう。

理科は、ほとんどが「活用」に関する問題です。記号選択がメインですが、複数の資料をふまえて正解を選ぶタイプの問題が多いのが特徴です。

全国学力テストと私立中学入試は全くの別物

全国学力テストは学習指導要領に即した出題範囲なので、「中学受験生なら簡単に解けるのでは?」と思われがちです。しかし、実際はそうでもないようです。

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この記事の著者

家庭教師/ライター。墨田区・台東区を拠点に活動している個人家庭教師。家庭教師を本業としつつ、ライターとしても活動しています。モットーは「好きな人を応援する」。小学生の指導科目は国語・算数(数学)・英語・理科・社会・作文など。「楽しく学びながら、中学の準備をする」ことを目標に指導をおこなっています。

Webサイト:みみずく戦略室 墨田区・台東区のプロ家庭教師&ライター
https://mimizuku-edu.com/