感想文の書き方がわからない? スラスラ書くためのコツは感想を書かないこと
小学生は、運動会や遠足の後に感想文を書いたり、夏休みの宿題として読書感想文を提出したりします。しかし、この感想文が曲者で、子供はなかなか書けません。保護者も何をどう教えればいいのかわからず……。そんな感想文をスラスラ書くためのコツを紹介します。
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感想文で感想を書くのをやめよう
感想文というと、「感想をたくさん書かなければいけない」と思っていませんか? しかし、この考えが、感想文を書けない原因になっていることがほとんどです。感想を書くのをやめることで感想文を書けるようになります。
事実をていねいに詳しく書こう
感想文で大切なのは、「楽しかった」「悲しかった」など、一言で終わる感想ではありません。その感想を持つきっかけとなった事実をていねいに詳しく書くことが求められます。
たとえば、「運動会が楽しかった」という感想文なら、「運動会の何が楽しかったのか?」を書きます。リレーで1位になった、騎馬戦でライバルの帽子を取った、クラス全体で団結して応援したなど、楽しかった出来事はいくつか思い浮かぶでしょう。その中から特に楽しかった出来事を一つ選び、詳しく書くといいでしょう。
リレーであれば、バトンの受け渡し、前を走っていた人を追い抜いた瞬間、走り終わった後の感覚などを詳しく書いていけば、あっという間に字数が埋まります。
感情表現を別の言葉に書きかえよう
「楽しかった」「悲しかった」などの感情表現を別の言葉に書きかえるのも効果的です。「楽しい」を「ワクワクする」「胸が躍る」などに書きかえるだけでなく、「クラス全員の応援が聞こえてきて、走っているときの苦しさがあっという間に消えてしまった」といった、事実に即した表現に書きかえると、楽しさが具体的に伝わるすばらしい感想文になります。字数も増えて、「感想文が書けない」から解放されます。
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