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青山学院横浜英和中学校 2025年度入試は2/1・2/3の2日間のみ実施


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入試募集要項の変更情報です。

青山学院横浜英和中学校(所在地:神奈川県横浜市)は、2025年度の入試日程の変更を発表しました。

大きな変更点として、2025年は2月2日の午後試験を廃止するとのこと。すでに青山学院中等部(所在地:東京都渋谷区)が、例年は2月2日に実施している入学試験を2025年度は2月3日に実施すると発表していますが、これに続いての発表となります。

【2025年の入試概要】 

◎一般入試

2月2日午後の試験を廃止し、2日程とします。

2月1日(土) 午前 一般入試A日程 定員70名(帰国生を含む)

2月3日(月) 午後 一般入試B日程 定員40名

※出願条件、試験科目に変更はありません。

 

◎帰国生入試

12月3日午前に試験を新設し、2日程とします。

2024年12月3日(火) 午前 帰国生入試第1回 定員10名

出願条件:①海外滞在1年以上 ②2021年3月1日以降帰国 ③英語資格検定のCEFR A2以上の証明書を提出(2022年4月以降、小学4年生以降に取得したもの)

試験科目:国語、算数、英語、日本語面接

2025年2月1日(土) 午前 帰国生入試第2回 一般入試定員70名に帰国生を含む

出願条件:①海外滞在1年以上 ②2021年3月1日以降帰国

試験科目:国語、算数、日本語面接

※2月1日(土)の帰国生入試第2回については、出願条件、試験科目に変更はありません。

同校は1880年創立の伝統あるミッションスクール「ブリテン女学校」が始まり。2014年には中学高等学校が青山学院大学と系属校提携し、2016年に「横浜英和学院」から現在の校名に変更、2018年には女子校から男女共学に移行しました。

グローバル教育が大きな特徴で、オーストラリアやニュージーランドの現地校と提携を結んでおり、活発な相互交流、海外研修旅行、長期、短期海外留学、留学生の受け入れなどを通して、相互に交流を深めています。

2024年度は約7割の卒業生が青山学院大学に系属校推薦で進学しています。

学校HP:https://www.yokohama-eiwa.ac.jp/chukou/

キリスト教系の学校は2025年・2026年の入試実施日に注意が必要

中学受験における入試実施日は学校によって毎年おおむね決まっており、東京・神奈川の中高一貫校の主な入試日は2月1日であることが多いです。

しかし、キリスト教系の学校では、日曜はキリスト教の「安息日」にあたることを理由に、日曜日の入試実施を避ける傾向があります。

2月1日が日曜日となることで、そうでない年とは受験スケジュールが変わってしまうことを、受験用語で「サンデーショック」と呼びます。

また、2月1日ほどではありませんが、2月2日や2月3日が日曜日となることで同様の受験スケジュール変更が起こることを「プチサンデーショック」と呼びます。

例年と受験実施日が変わることで、何日にどの学校を受験するかという併願戦略の見直しが必要になるだけでなく、大幅な偏差値変動が起こることも考えられ、予測が難しい受験となりがちです。

直近では、2025年はプチサンデーショック、2026年はサンデーショックが起こる可能性があります。

2025年、2026年が受験となる学年のご家庭は、各学校の入試日について注意深く確認するようにしてください。

▼これまでに発表された主な首都圏キリスト教系中高一貫校の2025・2026年度入試日程情報

※記事の内容は執筆時点のものです

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