中学受験ノウハウ 通塾の悩み

「宿題が終わらない」「質に困った」塾の宿題で悩んだらどうしたらいい?

2018年10月22日 あっぷー

中学受験を目指して塾に通う場合、必ずついてまわるのが「宿題」です。特に大手進学塾の宿題は、学校の宿題とはくらべものにならない分量なので苦労する家庭が多いようです。

子供は、宿題は必ずやるものと思い込んでいるので、「宿題が終わらなかったから、今日は塾を休みたい……」といい出すなど、宿題が原因で本末転倒な状況になり困っている家庭の話もたまに聞きます。

また、明らかにオーバーワークで深夜まで宿題をやっていたところ、寝不足で体調を崩した……など、宿題にまつわる悩みを抱える家庭は多いです。そこで今回は筆者宅の経験も交えて、塾の宿題との付き合い方を考えてみようと思います。

入塾直後の宿題は大変でも頑張った方がいい

塾の宿題に一番苦労するのが入塾直後です。慣れない通塾でヘトヘトなのに塾がない日は宿題をやらなければいけないのですから、それも当然です。

今までとは比べものにならない学習量になる新小4の入塾直後は、実は中学受験で最もハードな時期といわれるほど。親としては、子供の疲れた顔をみると「こんなに勉強する必要があるの?」と思うかもしれません。

ですが、私はこの入塾直後が子供たちの最初のがんばりどころだと思っています。というのも、この最初の時期があってこそ勉強習慣がつくからです。

宿題の内容はともかく、まずは中学受験の生活に慣れるのを目標にして、宿題を頑張ってみてほしいと思います。一般的に、小4の6月くらいにふと宿題が楽になったと感じるはずです。

宿題でオーバーワークになったら

入塾後は宿題を頑張ってみてほしいと書きましたが、だからといって体調を崩すほど頑張るのは本末転倒です。

宿題をこなすスピードは子供によって異なり、問題にじっくり取り組むタイプの子供は宿題に時間がかかりがち。なかには毎日深夜まで宿題をやっているなんて話もあります。それが原因で体調を崩したり、眠くて勉強効率が下がったりするようでは頑張りも水の泡です。

そのため、子供に負荷がかかり過ぎていると思ったら遠慮せず塾に相談するのがおすすめです。

筆者宅でも同様の経験があり、私自身「宿題が全部終わらないだなんて、相談しにくいな」とも思いました。ですが、実際に相談してみると心配は杞憂で、先生が宿題に優先順位をつける工夫もしてくれました。

息子の中学受験を通して、同様の相談を何回かしていますが、嫌な顔をされた経験はありませんし、逆に子供の学習状況を情報共有するよい機会になりました。

宿題の質に困ったら

塾の宿題は一人ひとりにカスタマイズされたものではありませんから、量に悩む一方で、質に困ることがあります。

こういった宿題の質に困った場合も、まず塾に相談してみるのがおすすめです。

宿題の質にあれこれ悩んで、親の独断で宿題を取捨選択したり、カスタマイズしたりしたとします。

親に経験や知識があって、子供の勉強をサポートできるなら、成績が上がる効果を期待できるかもしれませんが、そうではない場合、むしろ逆効果になる可能性もあります。

また、子供は塾に指定された宿題をしないことに罪悪感を持ちやすい点も、親として気をつけたいところです。

周りのみんなは指示通りに塾の宿題をやっているのに、自分だけ違ったことをしていると、居心地がわるくなることもあります。場合によっては、塾に行きたくない理由になったりもします。

ですから、宿題の質に悩んでいる場合も、まず一度塾に相談するのが肝心です。そのうえで、親としてどのようにフォローすべきかアドバイスをもらえるとよいでしょう。

宿題の悩み相談は、子供の学習について話すよい機会

「量が多くて大変です」「質に困っています」こういった相談は、正直塾にしづらいものです。

クレーマーだと思われやしないか? うるさい親だと思われると、子供が塾で先生から辛くあたられる?

心配は尽きませんが、筆者の経験では、子供の学力向上に関する相談で、塾側から嫌な顔をされた経験はありません。そもそも塾が求めているのは成績アップで、宿題を完璧にこなすことではありません。

筆者宅で同様の相談をしたときは、先生が「○○君の宿題をカスタマイズします」といってくれて、子供の学習について話すいい機会になりました。

直接相談しにくければ、FAXや手紙でもOKでしょう。または、子供の連絡ノートなら書きやすいかもしれません。

塾はいろんな子供をみているプロです。宿題に関する悩みを相談したら、思いもつかなかったアドバイスをもらえたことが多くあります。ですから、悩んだら思い切って相談してみるのがおすすめです。

子供の中学受験は一度きり。塾には遠慮せず、上手に付き合って子供の成績を上げていきましょう!

※記事の内容は執筆時点のものです

この記事の著者

男子2人の母です。長男が小学2年生の時に家庭学習をはじめ、現在中学受験に取り組んでいます。家庭学習や、中学受験の体験記をブログ「すたろぐ」で発信しています。

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