中学受験ノウハウ 親の関わり方

余裕をもってつくろう! 上手な勉強スケジュールのポイント5つ

2019年1月10日 天海ハルカ

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中学受験では親が子供の勉強スケジュールを考えることがほとんどですが、計画を立てる人(親)と実施する人(子供)が違うのでうまくいかないことも多いようです。

上手なスケジュールのポイントは「理想のマイナス1」。余裕をもってつくり、絶対にクリアするという気持ちでいましょう。ついやってしまいがちな失敗とともに、家庭学習のスケジュールを決めるときに気をつけるポイント5つをまとめました。

[1]数字を使って細かく決める

「1時間計算ドリルをやる」といった大ざっぱな計画は、うまくいかないスケジュールの典型です。勉強スケジュールは数字を使って細かく具体的に決めましょう。

数字を使うのは時間だけではありません。どの問題集の何ページから何ページまでやるか、どの問題をやるかなどを具体的に決めます。たとえば「算数計算100問ドリルの問1~問10」「漢字スーパー問題集のP41~P50」などです。

大ざっぱな計画だと問題集を開いて時間が過ぎただけで「やった気」になってしまいます。たいせつなのは時間ではなく内容なので、錯覚するスキのないように具体的な計画を立てましょう。

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天海ハルカ

天海ハルカ

  • この記事の著者

大手進学塾で国語講師を務め、主に5,6年生を担当。偏差値20台の勉強しない子供から、御三家に合格するレベルの子供まで幅広いレベルを受け持つ。モットーは「無理なく楽しく効率的に」。著書に『中学受験国語・成績を上げる思考力の磨き方-情報を整理し理解して伝える力』(エール出版社)。

中学受験を応援する個人サイトを運営しながら教育系webライターとして教育、子育てサイトでも活動。プライベートでは、わが子の中学受験をサポート中。

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