連載 下剋上受験

『旬』に大きく伸ばす|桜井信一コラム「下剋上受験」

専門家・プロ
2014年11月06日 桜井信一

桜井信一ブログ『父娘の記念受験』で過去に掲載されていた記事から、一部を編集して掲載しています。この記事の内容は 書かれたものです。

今夜は、「『旬』に大きく伸ばす」がテーマです。よろしくお願いします。

芸能人をみていると『旬』がありますよね。
突然現れて一気にブームになり、そのまま終わる人もいれば息長く売れ続ける人もいます。

お笑い芸人さんもそうですよね。とても人気だったのに翌年には忘れられて、「あの人は今」みたいになっちゃいます。逆に、MCなんかにバンバン起用されてそのまま不動の人気を維持しちゃう。

大人も同じで、『モテ期』なんて不思議な時期がありますよね。結婚適齢期にモテ期が来ればラッキーですが、私なんて幼いころだったのかもしれません。まあ、今頃モテ期が来ちゃう人の方が話がややこしいか……。

受験勉強も同じだと思うんですよね。

ぐん!と伸びる時期がみんなあると思うのです。例えばクラス編成された塾に通っている子の場合、急にクラスUPしたりしてね。一時期注目されることってあると思います。

そこまで大きな波じゃなくても、お母さんからちょっと褒められちゃう時期なんかあったりして、「期待されているぼく」に満足した幸せな時期を過ごすこともあるでしょう。

これを一発屋で終わらせたくない!

そう思いますよね。

じゃあどうしよう……ってことで、ヒントがないので皆さん経験済のモテ期を参考にすることにします。

モテ期はどうして起きたのでしょう?

 

そうそう、ただの偶然なのです。((+_+))

そうそう、ちょっとした間違い、異変、accident(事故)のようなものです。(T_T)

あれは、無かったようなものなのです。

しかし人はなぜか引きずる。まあ10年は引きずる。人生の中で起きた accident は捨てきれずに今なお持ち続けるのです。

 

遠くを見ているのは誰ですかーーー!

 

さあて、これをヒントに受験勉強の場合を考えます。

本当にぐん!と伸びたのか、ただの偶然なのか。

これ、結果を聞いているだけでは判断できないと思うのです。

そこで……、子どもに確かめてみる。

「次も大丈夫そう?」

もちろん子どもは返事しない。

仕方なく、ちょっと考えてみる。

はて? 最近勉強頑張ってたっけ?

答えが見つかりそうなので曖昧に済ませる。深く考えないことにする。

 

ちょっとまったあーーーー!

 

売れてないのに頑張るのは、芸能人だってお笑い芸人だって大変。やっぱり売れているときに次のことを考えたい。その方がかなり現実的。

勉強も同じで、『旬』を逃すとキツイと思うのです。調子よくクラスUPしているときに最上位クラスを目指すなら現実的ですが、低迷中に考えたって現実的じゃないので盛り上がらない。当然やる気なんて起きない。

何かの弾みでぐん!と伸びたそのとき、それがたとえ accident だったとしても今がチャンス!

『旬』に大きく伸ばしておかないと、きっと後悔する。このときこそ頑張らないといけないわけです。地道な頑張りをみせないといけない。下降線のときは何故か空回りする。

はあ~、そういえばもう30年以上も空回りぃ~。そんなときに本を書いてみた。

 

ちょっとした間違いで accident 発生。
人のことよりオレもガンバロー。
マジでガンバロー。
みんなもガンバロー。
偶然まで味方にしてガンバロー。

2014.11.6 am 0:00

頑張れ!受験生!
桜井信一

※記事の内容は執筆時点のものです

桜井信一
この記事の著者
桜井信一 専門家・プロ

オンライン塾「下剋上受験塾」主宰。中卒の両親のもとで育ち、自らも中卒になる。 娘の下剋上のために一念発起して小5の勉強からやり直す。塾には行かず、父娘の二人三脚で偏差値を41から70に上げ、100%不可能とされた最難関中学「桜蔭学園」を目指した。その壮絶な受験記録を綴った『下剋上受験』はベストセラーに。 2017年1月には待望のドラマ化。学習講座「桜井算数教室」「国語読解記述講座」にはのべ2000人の親子が参加し人気を博した。2020年、オンラインの「下剋上受験塾」を立ち上げた。

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