連載 下剋上受験

過去問を繰り返す理由について考える|桜井信一コラム「下剋上受験」

専門家・プロ
2014年11月14日 桜井信一

桜井信一ブログ『父娘の記念受験』で過去に掲載されていた記事から、一部を編集して掲載しています。この記事の内容は 書かれたものです。

今夜は、「過去問を繰り返す理由について考える」がテーマです。よろしくお願いします。

さて、志望校に合格するためには「徹底して過去問を繰り返す」という常識があります。

『この意見に賛成の人ぉーーー!』というと、多くの人が手を挙げる。

私も賛成です。!(^^)!

では?

『どうして過去問を繰り返した方がいいか 答えられる人ぉーーー!』

ありゃ?

なぜか返事に困る ((+_+))

もしかして、過去問を繰り返した方がいいから過去問を繰り返していませんか?

えっ? 図星? わちゃー! ((+_+))

子どもというのは、口で色々指示をだしてもなかなか伝わらない。

まあ指示を出す方も、あれもこれも大事と言うものだから結局何が大事かわからなくなるのですが……。

そんな子どもに短期間でわからせる手段が過去問を繰り返すことだと思うのです。

過去問を繰り返すと、何が大事でどんな勉強がラストスパートに一番効率的かが、子どもでも何とな~く わかります。

口で説明できないような、肌で感じる何かがあるのです。

ガミガミ言うよりも本人が「ふぅ~む。なるほど……」と感じる方が話が早い。

だから過去問を繰り返す方がいいのです。

つまり、過去問を繰り返した後、本人が受験までにやっておきたいことを答えられないようでは、過去問は形式的に繰り返しただけということになる。こんな当然のことまで、この大変な時期はうまく判断できないほどパニック。

はいっ!では、
『この意見に賛成の人ぉーーー!』

おおーー!
ネットだから手が見えない((+_+))。

ということは、過去問はいつまでに終えさせるべき?

まあ、12月上旬という感じ?

要するに、過去問の後に勉強時間が残っていなければならないわけです。

ということは?

過去問を取り組んだ後の学習で、もうひと伸びあるあけです。

ということは?

急げぇーーーーーーーーー!

2014.11.14 am 0:00

桜井信一

うちは理科の過去問対策の作業中に受験の日が来てしまいました。国算だけで時間がきてしまったわけです。確か、直前に気付いていたのですが、忘れていたことにしようと思ったような気がします。ちょうど国算の手ごたえを感じ始め、流れを止める勇気がありませんでした。

その対策方法ですが、過去問の理科を生物・物理・化学・地学の4分野に切り分け、4冊のスクラップブックに貼るところまでいきました。受験2週間くらい前に生物のスクラップブックをみて、「これはもう出題されないなあ」と思う単元がいくつかありました。

もっと早い段階でこの作業を済ませておきたかったです。社会とは違って理科はハッキリしているような気がしました。

失敗談として付記しておきます。

※記事の内容は執筆時点のものです

桜井信一
この記事の著者
桜井信一 専門家・プロ

オンライン塾「下剋上受験塾」主宰。中卒の両親のもとで育ち、自らも中卒になる。 娘の下剋上のために一念発起して小5の勉強からやり直す。塾には行かず、父娘の二人三脚で偏差値を41から70に上げ、100%不可能とされた最難関中学「桜蔭学園」を目指した。その壮絶な受験記録を綴った『下剋上受験』はベストセラーに。 2017年1月には待望のドラマ化。学習講座「桜井算数教室」「国語読解記述講座」にはのべ2000人の親子が参加し人気を博した。2020年、オンラインの「下剋上受験塾」を立ち上げた。

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