子供の勉強疲れを回復するための方法とは ―― 中学受験との向き合い方
専門家・プロ
2019年5月21日
やまかわ
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首都圏の一部では、4人に1人の小学生が挑戦するともいわれる中学受験。子供の受験に親はどう向き合えばよいのでしょうか。この連載では、『中学受験は挑戦したほうが100倍子供のためになる理由』の著者である、田中純先生に中学受験との向き合い方をテーマにさまざまな話を伺います。
前回は、受験勉強中に出てくる子供の疲れについて解説しました。今回は疲れた子供をどう癒やすのか、回復方法について田中先生に伺います。
Contents
受験勉強の精神的疲労を減らす方法
前回の記事でも紹介したように、基本原則は「活動すれば、精神的にも疲れる」「疲れたら休みをとる」ということです。どのように疲れを取ればよいのか、順に説明をしていきます。
まずは、子供の意識を変えることが必要
子供が疲れているから休ませようとしても、休むことにためらいをもつお子さんもいます。そういうお子さんは、「勉強が進んでないのに、休んでよいのかな……」「お母さんやお父さんに怒られないかな……」と心配を抱えていることが多いです。
そういったお子さんに無理に休ませようとしても、心配が増えるだけで精神的な疲労は増すばかり。逆効果になってしまいます。そうならないためにも、まずは「休むことは悪いことではない」「よいパフォーマンスをするために休みは必要」という意識を親子で共有する必要があります。
そのうえで、次の「心身が休まる」2つの方法を試してください。
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