勉強習慣・生活習慣#13 エンタメ性を意識する|学ぶ力を伸ばす「合格する親子の勉強」
専門家・プロ
2019年8月02日
松本亘正
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子どもに「よい勉強習慣」を身につけさせたい。そのために親ができることとは――。中学受験専門塾 ジーニアス 代表、松本亘正氏の著書『合格する親子のすごい勉強』から、わが子の学ぶ力を伸ばすヒントを紹介します。
「勉強は楽しい」と思わせるにはエンターテインメント性を意識する
― Point ―
苦痛をともなうことに子どもは喜びを見い出せない
「楽しい」「おもしろい」と思えるからこそ前向きに勉強できるものです。
ですから、子どもが小学生のときにとくに意識したいのは、勉強を「強いる」ものにしないことです。塾を選ぶときにも、自宅で取り組む問題集などの教材も、「楽しい」「おもしろい」を軸に選んでいくといいでしょう。
進学塾などでみられる光景ですが、大量の課題や、順位によるクラス分けをされることのプレッシャーは、短期的に結果を出すのには役立ちますが、勉強本来の楽しさにはなかなか結びつきません。
一度勉強嫌いになると、ある程度のところまでは矯正できますが、中学生や高校生になると伸び悩みやすくなってしまいます。
自宅での勉強にエンターテインメント性をどうやってもたせるのかは難しいところですが、次のような方法があります。
☑ 子ども自身が気に入った問題集などを選ぶ
☑ テレビや音声など、遊びながら学べる教材を使う
☑ クイズ形式で、正解数に応じてポイントをつけ、一定数たまったらごほうびと交換できるようにする
ある程度勉強する習慣がついてくれば、このような方法からは離れて、自分自身で勉強するようにもっていきましょう。
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※記事の内容は執筆時点のものです
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