「応用がきく子」の育て方#4 語彙力が足りないと思ったら|学ぶ力を伸ばす「合格する親子の勉強」
専門家・プロ
2019年9月02日
松本亘正
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子どもに「よい勉強習慣」を身につけさせたい。そのために親ができることとは――。中学受験専門塾 ジーニアス 代表、松本亘正氏の著書『合格する親子のすごい勉強』から、わが子の学ぶ力を伸ばすヒントを紹介します。
「語彙力が足りないな」と思ったら、1~2学年下の本を読ませる
― Point ―
文章を読む習慣をつけておくだけで基礎力が身につく
前回は、会話のなかで語彙力を磨く方法についてお伝えしました。
では読書の場合はどうでしょうか。
早い段階から、子どもに語彙力を身につけさせたいからと、無理に難しい本をませる親御さんがいます。教育熱の高いご家庭で、ついやってしまいがちなのですが、これでは、本嫌いや文章嫌いになってしまうことがあります。
難しい本を読ませることより、まずはすらすら読めるようになることを目標にしましょう。
「うちの子は全然言葉が足りないな。だから本を読ませたいな」と思ったら、やさしいものから手にとってみればいいのです。
10歳までは、「勉強は楽しい」と思う気持ちを育てることが先決です。
ですから、「これが苦手」「嫌いだ」というアレルギーをつくらないことのほうが重要なのです。
では、ある程度本が読めるときには、どのような本を読むといいのでしょうか。その場合には、児童書ではなく、大人向けの本を読ませてみましょう。
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※記事の内容は執筆時点のものです
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