予習と復習 どちらが大事なのか|今一度立ち止まって中学受験を考える
専門家・プロ
2019年8月22日
石渡真由美
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勉強には予習と復習があります。では、中学受験の勉強はどちらを優先すればよいのでしょうか?
知識を定着させるステップ
中学受験の勉強は、大きく分けると次のステップで進められます。
① 授業 【インプット】
② 振り返り=復習 【定着】
③ 宿題=練習 【定着】
④ テスト 【アウトプット】
塾の授業で新しい単元を学習し、授業の後にその日に習ったことを振り返り(=復習)ます。そのうえで宿題(=練習)に取り組み、知識の定着を図ります。そして、テストでどのくらい知識が定着したかを確認します。この3つをバランスよく進められると、学力は上がっていきます。
現在、多くの中学受験塾では、復習型のスタイルでカリキュラムを進めています。四谷大塚や早稲田アカデミーでは「予習シリーズ」というテキストを使っているため、予習型の塾と思われがちです。しかし、かつては予習を重視していたものの、今では他塾と同様に復習型のスタイルになっています。では、なぜ復習が大事なのでしょうか?
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