連載 合格する子どもの伸ばし方

「一点集中タイプ」の子がぐんと伸びる言葉がけ|本物の力を育てる「合格する子どもの伸ばし方」 (2ページ目)

専門家・プロ
2019年10月10日 松本亘正

「もし、ほしいものがあったら言ってね」

一点集中タイプの子の場合は、ほしいものを自分で考えさせましょう。親が先回りしていろいろなものを買い与えるのはNG。このタイプの子のよさは、自分で好きなことを自分で組み立てていける力があることです。

考える機会を奪ってしまうと、どんどん型にはまった子になります。子ども自身から「こういうものがあればもっとできるのに」という思いが湧いてきたときに応援するぐらいが◎。

「へえ〜。よくそんなにできるわね」

周囲から「すごいね」と言われ慣れている子の場合、同じことを何度も言われても心に響きません。親が少し無関心ぐらいでいたほうが、自分でどんどん新しいことに取り組んでいくようになります。

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得意なことに対して「そればっかりできても仕方がないよ」

やる気と自信を失わせ、せっかくの強みをくじいてしまうことに。

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「○○ちゃんは、□□が本当に得意よね」
(と言いすぎる)

ひとつのことをほめすぎると、それだけやればいいと思ってしま い、新たな可能性の芽を摘んでしまうことも。限定してほめす ぎないことが大切です。

「一点集中タイプ」の子には、干渉しすぎない言葉がけを

「一点集中タイプ」には、干渉しすぎない言葉がけが大切です。考える機会や、新たな可能性の芽を摘まないためにも、自由に行動することを阻む言葉をかけないように注意しましょう。

「一点集中タイプ」の子へのケース別の言葉のかけ方を、以下の記事で紹介しています。

イラスト hashigo(silas consulting)


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※記事の内容は執筆時点のものです

この記事の著者
松本亘正 専門家・プロ

まつもとひろまさ|中学受験専門塾ジーニアス運営会社代表|ラ・サール中学高校を卒業後、慶應義塾大学在学中に中学受験専門塾ジーニアスを開校。現在は東中野・自由が丘・日吉・芝浦港南など、6校を展開している。「伸びない子はひとりもいない」をモットーに、少人数制で家族のように一人ひとりに寄り添う指導を徹底、毎年超難関校に合格者を輩出している。生徒は口コミと紹介だけで9割を超える。これまでののべ指導人数は2200名以上。第一志望校への合格率は一般的に25%といわれるなか、ジーニアスは約60%超の第一志望校合格率を誇る。中学受験だけでなく、高・大受験時、就職試験時、社会人になっても活きる勉強の仕方や考える力の育成などに、多くの支持が集まっている。