【ケース別に紹介】「一点集中タイプ」の子への言葉のかけ方|本物の力を育てる「合格する子どもの伸ばし方」
「一点集中タイプ」の子に合った言葉のかけ方を、日常のよくあるケース別に紹介します。
子どものタイプは、次のページからチェックできます。
「一点集中タイプ」の子への言葉のかけ方
ケース1 テストの点数が悪かったとき
自分で違っているところに気づかなければなかなか改善しないタイプのため、自分で書き出させるのが◎
「一点集中タイプ」の子への言葉のかけ方
ケース2 テストの点数がよかったとき
まずは、がんばったプロセスをほめてあげましょう。そして、まわりがほめていないところを見つけてほめるのがよいですね
「一点集中タイプ」の子への言葉のかけ方
ケース3 勉強にやる気を見せないとき
自分のペースが大切なタイプ。小言を言われると反発するため、言うことは最小限に
「一点集中タイプ」の子への言葉のかけ方
ケース4 カンニングしたとき
まずは、カンニングしたことを見過ごさないようにしてください。しかし、本人にとってはかなり自信を失っているので、あまり責めないほうがよいでしょう
「一点集中タイプ」の子への言葉のかけ方
ケース5 人の話を聞けないとき
「優秀」「一流」といった例をあげて成長意欲を刺激するのが◎
「一点集中タイプ」の子への言葉のかけ方
ケース6 まわりを傷つける発言をしたとき
自分が損をすることを教えると言わなくなるので◎
「一点集中タイプ」の子への言葉のかけ方
ケース7 塾に行きたくないと言ったとき
まずは、行きたがらない理由を聞いてあげてください。単なるわがままではない可能性もあるため、理由を尋ねて、本人の意思を尊重するのがよいでしょう
「一点集中タイプ」の子への言葉のかけ方
ケース8 本番に臨むとき
前半のやさしい問題でミスが多いため、テストのときだけはこのクセを意識して直す声がけをするのがおすすめ
「一点集中タイプ」の子への言葉のかけ方
ケース9 図や式を書いて、丁寧に問題を解いてほしいとき
普段からあまり図や式を書かない子の場合、まったく書かないままでいると、複雑な問題が出てくる高学年で苦労しがち。「間違えたら図や式を丁寧に書く」というルールを決めて、自分自身で「ミスをしたら損だ」と思わせるのがおすすめ
「一点集中タイプ」の子への言葉のかけ方
ケース10 嘘をついて遊ぶことが増えたとき
嘘をつき続けてうまくいくと、繰り返すので対策が必要。嘘をついているという証拠を見せて、伝えたらすぐに終わらせること。本人が認めたら、次に嘘をついたらどうするか文面にするのがおすすめ。決め事にすることで、減っていくので◎
「一点集中タイプ」の子への言葉のかけ方
ケース11 最近元気がないなと思うとき
打ち込めるものがあれば、元気がないという状態もなくなるもの。プログラミングやスポーツなど、学びにつながるようなものを一緒に探すのがおすすめ。習い事を探すのも◎
「一点集中タイプ」の子への言葉のかけ方
ケース12 テストが返ってきて復習させたいとき
このタイプは、復習を好まないことも。しっかり復習させたい気持ちは抑えて、自分の解きたい問題を選ばせて何問か復習するだけでOK。解説を読むことを嫌がったら、どうして間違えたのか納得できないものだけ読んで、わからなかったら先生に質問するようにと伝えるのが◎
まとめ
「一点集中タイプ」の子がもっている思考力を摘まないために、「一点集中タイプ」の子には丁寧にフォローする言葉がけが必要です。ケース別の言葉がけを参考に、子どもの可能性を伸ばす接し方を心がけましょう。
「一点集中タイプ」の子の失敗&成功エピソードを、以下の記事で紹介しています。
イラスト hashigo(silas consulting)
※記事の内容は執筆時点のものです
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