連載 合格する子どもの伸ばし方

「お調子者タイプ(感情的キャラ)」の子がぐんと伸びる言葉がけ|本物の力を育てる「合格する子どもの伸ばし方」 (1ページ目)

専門家・プロ
2019年10月10日 松本亘正

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子どものタイプによって、親の関わり方や言葉のかけ方を変えたほうがぐんと伸びる。子どもは、大きく4つのタイプに分けることができる ―― 中学受験専門塾 ジーニアス代表、松本亘正氏の著書『合格する子どものすごい伸ばし方』から、わが子のタイプを知り、子どもの力を伸ばす方法を紹介します。

子どもには4つのタイプがあり、わが子のタイプを知って、タイプに合った言葉のかけ方をすることが、10歳以降に信じられないくらいぐんぐん伸びるきっかけになります。今回は「お調子者タイプ(感情的キャラ)」の子がぐんと伸びる言葉がけを紹介します。

子どものタイプは、次のページからチェックできます。

【あなたの子どもは何タイプ?】チェックリストで子どものタイプを確認しよう

どのタイプの子にも大切な言葉がけ

「それでそれで?」

親が話すより、子どもの話を聞くことが、伸びるためには何より重要。子ども自身が話すことで、自分の日々の振り返りになります。振り返りの習慣は、自分を客観的に見つめることや、説明能力を磨くことにもつながりますよ。

「お調子者タイプ(感情的キャラ)」の子が伸びる言葉がけは?

次のうち、「お調子者タイプ(感情的キャラ)」が伸びる言葉がけはどれでしょう?(正解は2つです)

嫌なことがあって機嫌が悪いとき
「そんなにひどいことをされたの!? ひどいね!」
(と子どもに同調する)

嫌なことがあって機嫌が悪いとき
「何があったの?」(冷静に)
「どうしてそうなっているの?」(冷静に)

子どもの機嫌がいいとき
「○○を直したほうがいいよ」

子どもの機嫌がいいとき
「あなたは将来○○に向けてがんばるといいんじゃない?」

次のページで、正解を確認しましょう。

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