【中学受験】志望校選びの学校見学で必ずチェックすべきポイントとは?
中学受験の志望校選びにおいて、学校見学は不可欠です。学校見学が、志望校選びの決め手になったという家庭も少なくありません。そこで、筆者が毎年数十校の学校を見学するなかで実践している「学校見学のチェックポイント」を紹介します。
Contents
最も重視すべきは「生徒の姿」
「良い学校」「わが子に合った学校」を見つけるために、学校見学は欠かせません。そして、見学時に最も重視したいのが「生徒の姿」です。学校がどんな生徒を育てているか、ありのままにわかります。見学時に目の前にいる生徒たちは、いわば‟数年後のお子さんの姿”です。
授業中のチェックポイント
授業風景は貴重な機会です。授業の内容はもちろん、それ以上に見るべきは、生徒たちの態度です。以下をチェックしましょう。
●授業に積極的に参加しているか?
●姿勢が崩れていないか?
●私語や居眠りがないか?
これらは、先生の授業力や指導力を推し量るバロメーターでもあります。
休み時間のチェックポイント
休み時間の様子も要チェックです。どの生徒もリラックスし、先生の目も届きにくいので、生徒たちの‟素の姿”が見えてきます。以下をチェックすると、短い休み時間でも多くのことがわかります。
●同級生に対する接し方や言動はどうか?
●見学者とすれ違ったときの挨拶はどうか?(向こうからしてくるか、返答してくるか、無視するか)
●休み時間から次の授業への切り替えはスムーズか?
失敗しない学校選びのためには、先生をよく見る
授業のカリキュラムや学校設備を確認することは大切です。しかしこれらは、子供の成長を助ける‟手段”に過ぎません。一方で、子供の成長に直接影響を与えるのが「先生」です。
授業中のチェックポイント
授業中の先生については、以下をチェックしましょう。
●「わかりやすい」「面白い」と生徒が思う授業をしているか?
●生徒全員に目を向けているか?(置いてきぼりの生徒がいないか?)
●生徒を授業に集中させようとしているか?(私語や居眠りを注意しているか?)
また、授業以外でも先生に接する機会があります。たとえば、多くの学校は、説明会の個別相談を先生が担当しています。入学後にお世話になる先生ですから、積極的にコミュニケーションをとり、疑問や不安をぶつけてみましょう。
とじる
お気に入り機能は
会員の方のみご利用できます
会員登録のうえログインすると
お気に入り保存できるようになります。
お気に入りのコンテンツは、
マイページから確認できます