中学受験ノウハウ 志望校選び

+αで差をつける! 国語で偏差値60を超えるために必要な勉強とは?

2019年10月16日 天海ハルカ

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偏差値60というのは、受験者全員の得点分布の上位約16%に位置します。あくまで参考ですが、広尾学園中学校や学習院女子中等科への入学が見えてくるレベルです。

国語で偏差値60を狙うために必要なのは、確かな基礎力と幅広い知識、そして客観的に文章を読みとる力です。今回は、国語で偏差値60を超える力をつけるための勉強法を紹介します。

小学校の漢字は完璧に

一部例外はありますが、多くの中学校の入試問題は小学校で学ぶものだけで答えられる出題になっています。たとえば最難関レベルの麻布中学校や渋谷教育学園幕張中学校も、2019年入試で出題された書きとり問題はすべて小学校で習う漢字でした。

漢字の勉強は、量より質が重要です。漢字の書きとりは満点を取るものと考え、まずは小学校で学ぶ範囲の漢字を完璧に近づける勉強をしましょう。

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天海ハルカ

天海ハルカ

  • この記事の著者

大手進学塾で国語講師を務め、主に5,6年生を担当。偏差値20台の勉強しない子供から、御三家に合格するレベルの子供まで幅広いレベルを受け持つ。モットーは「無理なく楽しく効率的に」。著書に『中学受験国語・成績を上げる思考力の磨き方-情報を整理し理解して伝える力』(エール出版社)。

中学受験を応援する個人サイトを運営しながら教育系webライターとして教育、子育てサイトでも活動。プライベートでは、わが子の中学受験をサポート中。

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