学習 連載 「国語力」が、中学受験を左右する!

国語の記述が苦手な原因と、克服するための方法|「国語力」が、中学受験を左右する!

専門家・プロ
2019年10月30日 水溜 兼一(Playce)

0
本連載では、国語の講師として、中学受験を目指す子どもたちを長年指導している南雲ゆりか先生が、国語力アップにつながるさまざまな方法を紹介します。

国語の入試では記述問題が増える傾向にあります。ところが、「記述問題が苦手な子どもは大変多い」という南雲先生。今回は記述問題でつまずく原因を探り、克服するためにまず取り組みたいことをお伝えします。

Contents [hide]

  • なぜ記述問題につまずくのか? 原因の分析が必要
  • 入試で求められる記述力をつけるための方法
    • ①視写で書き言葉を身につける
    • ②会話や手紙で、言語化する練習を
    • ③問題を解きながら記述のルールを覚える
    • ④端的に書くことを意識する
    • ⑤書きながら考える

なぜ記述問題につまずくのか? 原因の分析が必要

一口に「記述問題が苦手」といっても、つまずいてしまう原因はさまざまです。本文に書いてあることが理解できていない子や、設問の意味がわからず、問いとかみ合わないことを書いてしまう子が目立ちます。また、問われていることが読み取れても、「答えに使う箇所を本文から探せていない」ために答えが書けないこともあります。

例えば、「主人公はなぜ驚いたのか、その理由を書きなさい」という問題は、

続きは会員の方のみご覧いただけます

0