連載 桜井信一の中学受験相談室

小3と小5、ふたりの子がいます。家庭学習がぐちゃぐちゃで、楽しく勉強をしたいのにできません|下剋上受験 桜井信一の中学受験相談室

専門家・プロ
2019年11月11日 桜井信一

『下剋上受験』でおなじみ、桜井信一さんが中学受験を考える親御さんのさまざまな悩みに答えます。今回は小5と小3のふたりのお子さまをもつ親御さんから、家庭学習についての相談です。

今回の相談

受験を考える子を持つ親です。小学3年生と小学5年生の子がいます。塾でお勉強をするのですが、効率の良い勉強法がまだわかっておらず、自宅でふたりを座らせて私が勉強を見ています。

子どもの勉強を見ているときに、私が「違う!」と言うと間違えていない方の子が反応したり、片方は問題の文章を読んでいるのに、片方は音読をしないといけなかったりと、家庭学習がぐちゃぐちゃで全員イライラしています。一人の勉強を見ていると、その隙にもう一方の子は寝転んだり集中力にも欠けたりで、腹が立ってしまいます。楽しく勉強をしたいのにできません。

自分で目標を持っているのに、どうして集中できないのか不思議です。別に親としては受験をしてほしいと頼んでないのです。「ダラダラしているとすぐに、塾に電話をして辞めるようにいいます」と子どもたちに言っています……。(本気です)

こんな形で、家で勉強の様子を見ていますが、そんなに時間も取れず、別々に勉強するのもなかなか難しくて。子どもふたりの勉強を見ながらの通塾って難しいなぁと思います。

相談者:あっちゃん
お子さまの学年:小5、小3

 


桜井さんの回答

あっちゃんさま、はじめまして。

相談とも愚痴とも思える内容ですね(笑)

中学受験をするご家庭に限らず、兄弟姉妹がいるのは普通ですよね。第一子が小6で第二子が無茶苦茶手のかかる未就園児なんてこともあります。「おばあちゃんが協力してくれる家がうらやましい!」なんて話もよく聞きます。

さて、あっちゃんさまのご家庭は小3と小5。一見学年が近くて一緒に勉強しやすいように見えますが、困っていらっしゃる通り、勉強方法も姿勢もまるで違うのでなかなか難しいのです。中学受験は小5が一番大事な時期ですから。

そんなことよりも、「別に親としては受験をしてほしいと頼んでない」「塾に電話をして辞めるように言います」という話が気になりました。

小学生の子どもというのはそもそもそこまで判断力がないと思うのです。習い事だって思いつきで言い出すことも多いでしょう。「小学生の決心なんて、そこまでのものではない」という前提で最終的にお金を出す親が決断したと私は考えています。(私の考えです。あっちゃんさまとは異なるかもしれません)


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桜井信一
この記事の著者
桜井信一 専門家・プロ

オンライン塾「下剋上受験塾」主宰。中卒の両親のもとで育ち、自らも中卒になる。 娘の下剋上のために一念発起して小5の勉強からやり直す。塾には行かず、父娘の二人三脚で偏差値を41から70に上げ、100%不可能とされた最難関中学「桜蔭学園」を目指した。その壮絶な受験記録を綴った『下剋上受験』はベストセラーに。 2017年1月には待望のドラマ化。学習講座「桜井算数教室」「国語読解記述講座」にはのべ2000人の親子が参加し人気を博した。2020年、オンラインの「下剋上受験塾」を立ち上げた。

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