連載 中学受験との向き合い方

アサーティブ・コミュニケーションを親子で身につけるには ―― 中学受験との向き合い方

専門家・プロ
2019年11月22日 やまかわ

首都圏の一部では、4人に1人の小学生が挑戦するともいわれる中学受験。子供の受験に親はどう向き合えばよいのでしょうか。この連載では、『中学受験は挑戦したほうが100倍子供のためになる理由』の著者である、田中純先生に中学受験との向き合い方をテーマにさまざまな話を伺います。

前回はコミュニケーションを意思表示という側面でみたときに「闘争スタイル」と「逃避スタイル」、そして「アサーティブ・スタイル」という3つのスタイルがあることをお伝えしました。今回はアサーティブ・コミュニケーションを親子で身につける方法について解説します。

まずは親がアサーティブ・コミュニケーションを身につける

子供がアサーティブ・コミュニケーションを身につけるためには、手本となる大人が身近にいることが不可欠です。そのためにも、まずは親御さんが身につける必要があります。具体的な方法についてお話ししていきましょう。

感情の起伏に振り回されずに、素直な気持ちを表現することが大切

まず少し落ち着くことが必要です。以前ご紹介した「3210リラクセーション法」はここでもきっと役に立つでしょう。気持ちは表情や話し方に表れます。たとえば、お子さんのテストの点数が低かったとき、怒りの感情に振り回されると「なんでこんな点数しか取れないの?」「勉強量が全然足りていないね」というように、自然と子供を責めるような言い方になってしまいます。


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田中純
田中純 専門家・プロ

開成中学校・高等学校、国際基督教大学(ICU)教養学部教育学科卒業。神経研究所付属晴和病院、中高教諭、学校カウンセラーを経て公文国際学園開講準備に参加。現在は赤坂溜池クリニックやNISE日能研健康創生研究所などでカウンセリングやコンサルテーションを行っている。「一家にひとり、一課にひとりのコミュニティ・カウンセラー」を育てることを目標としている。著書「ストレスに負けない家族をつくる」「中学受験は挑戦したほうが100倍子供のためになる理由」(みくに出版)

この記事の著者

編集・ライター。学生時代から都内で6年間塾講師を務める。塾講師時代は、おもに作文・国語・英語の科目を担当。小学生から中学生までの指導にあたる。現在は編集・ライターとして教育関連をはじめ、街歩き・グルメ記事の執筆取材をおこなう。