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受験に役立つ理科ノートのつくり方|なるほどなっとく 中学受験理科

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学習範囲が広く、難しいイメージがある理科の中学入試問題。難関校に多くの子どもを合格させてきたカリスマ講師・小川眞士さんが、子どもの理科力を育むためのヒントを伝えます。

受験を成功させるために、ノートはとても大事なものです。受験に役立つノートとはどのようなものか、小川先生に聞きました。

ノートにお子さんの個性、出ていますか?

小学校では近年、教科書会社が作ったノートを使うところが増えてきました。ノートには、文章や図が書いてあり、ところどころ空白になっていて、各単元で押さえるべき事柄や実験結果などを児童が書き込むようになっています。一方、塾では生徒が自分でノートを用意して授業を受ける、もしくは授業ごとにプリントが配られ、そこに書き込むスタイルです。

授業を受ける姿勢として一番良くないのは、黒板の内容をそのままノートに写して勉強したつもりになることです。

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小川眞士

小川眞士

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小川理科研究所(東京都豊島区)主宰。都内の中学校教諭を経て、四谷大塚進学教室理科講師に。開成や桜蔭の特別コースを約25年間担当、コース生28人全員が開成中学に合格した実績を持つ。教務主任や副室長も務めた。2009年4月に小川理科研究所を開設。主な著書に、『中学受験 理科のグラフ完全制覇』(ダイヤモンド社)、『これだけ理科』(森上教育研究所スキル研究会)、『カンペキ小学理科』(技術評論社)がある。

水溜 兼一(Playce)

  • この記事の著者

雑誌・新聞の編集・ライターを経て、現在は、通信教育企業のキュレーションサイトや大学案内のライティングなどを担当。